正しい切手の貼り方は?複数枚の時のルールやマナーを知ろう!

郵便

先日、友人から届いた手紙に、切手が5枚も貼られていました!

50円が2枚、52円が2枚、2円が1枚。 写真がたくさん入っていたので、高かったようです。

 
「へ~、こんなに切手を貼ってもいいんだ~」
って、まず思ったのを覚えています。

 
でもそれより気になったのが、切手の貼り方でした。 

なんだか、こう、美しくないというか、字はがきれいなのに、微妙に切手がゆがんでるのが残念。 しかも、位置がおかしい・・・

 

というわけで今回は切手のお話なんですが、実は切手は貼る位置がちゃんと決められていることを知っていましたか?

 
「余白の部分にとりあえず貼っとけば届くでしょ♪」っていう簡単なものでもないんです(^^;

 

「切手の貼り方なんて特別意識したことがない」なんて人が、中にはおられるかと思います。

知らないと恥ずかしい思いをしてしまうかも!?というのは言い過ぎですが、意外に人は細かいところを見ているものです。

 
そこで今回は、「あの人、雑だな~」なんて思われないように、正しい切手の貼り方について、お話していきますね!
 

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切手を貼る正しい場所はココ!

切手を貼るルールとは?

まずは、郵便局のルールを見てみましょう。

 
切手の貼り方については、郵便の約款(【内国郵便約款】116ページ)で、

  • 郵便物の表面の左上
  • 横長のものに関しては右上

と決められています。

 
また、貼る範囲も左上の縦7.0cm×横3.5cmの範囲と、決められています。

 

結構、細かいですね(笑)

 

縦長は左上というのは見る機会が多いので知っていても、横長は迷う人が多く、縦長と同じように、左上に貼ってしまうひとが多いようです。

 
私も、調べてみるまでは、気にすることなくあいているところに貼っていました。

いま思えば、「あー、なんでみんな言ってくれなかったのよ!」って思います(;^_^A

 

そこしかダメなの??

ただし、約款はあくまでも約款なので、この通りに貼っていないからと言って郵送できないというわけではありません。

なので、気にするほどのことではありませんが、気になる方にはもの凄~く気になるところではないでしょうか?(私は気になります^^)

 

では、なぜ切手を貼る場所を決めているかというと・・・

消印を押す機械が、そこしか押せないからなんです。

左上に貼ってしまうと、機械で消印を押すことができず、局員が手で押すことになって手間が増えるそうです。

 
知らない間に、局員さんにまでご迷惑をかけていたとは(;^_^A ごめんなさい。

 

切手の向きは?

ちなみに、切手を貼る向きまでは決まっていません。

なので極端に言えば、逆さまに貼ってもいいわけですが、まぁ、見た目的にどうかと思うので・・・(笑)、宛名の文字と同じ向きに貼るのが普通です。

 
わざわざ封筒を動かさなくても、普通に宛名と切手に書かれている文字が読める方向、ということですね。

 

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複数枚切手を貼るときは?

 
少し前になりますが、2014年4月から増税に伴い、50円切手は52円、80円切手は82円など、郵便の料金も変わりましたよね。

 ※2017年6月より再度料金が値上げされます。

 
こんなときに役立つのが、1円や2円などの小額切手です。

コンビニでも簡単に手に入りますし、持っていた50円切手や80円切手を無駄にすることなく使うことができちゃいます♪

 

point

複数枚切手を貼るときは、縦長は左上へ縦に並べて貼り、横長は右上へ横に並べて貼りましょう。

 
このとき、重なって貼ってしまわないように注意してください。

 

もし、3枚以上切手を貼るようなら、縦1列か、または横1列に並べて貼るようにしましょう。


こんな感じです。

 

3枚以上になると、どこに貼っても機械での消印は難しくなるため、局員さんの手で押すことになります。

少しでも消印を押しやすくするために、切手エリアに並べてきれいに貼りましょうね。

 

切手は何枚貼っていいの?

切手を貼る枚数の制限は、ありません!

貼る場所がないなどの物理的な問題や、見た目的なことを抜きにすれば、1円切手を82枚貼って、82円封書を出すことも可能です。

 

とはいえ、82枚なんて貼ったら郵便物が切手だらけになって、送ってるのが封筒なのか切手なのかよくわからなくなると思うので、そこらへんは、考えていただけると・・・(笑)

 

ちなみに表で貼りきれなければ、裏に貼ることもできますが、裏に貼られていると郵便局側が気づかない可能性もあるので、避けたほうがいいです。

 


 

いかがでしたか?

切手の正しい貼り方について、書いてみました。

 
人というのは、意外と細かいところまで見ているものです。

 
字とかもそうですが、ちょっと汚かったりすると、「だらしない人なのかな・・・」とか、小さい字だと「気が弱い人なのかな・・・」とか、会ったことがないような人でも、勝手に人物像を決めつけられてしまうこともあります。

 
面識がある場合なら、「会った時は思わなかったけど、意外とこういう人なんだ」って、イメージダウンにつながってしまったり・・・

 
切手の貼り方も同じで、斜めだったり、向きがバラバラだったりすると、「何か適当な人だな」と思われてしまうかも。

 
きれいに貼られていれば、やっぱり「几帳面な人だな」と、いい印象を持ってもらいやすいと思いますので、今後切手を貼って郵便物を送る機会ができたときは、切手の貼り方を少し意識してみて下さいね^^

 

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