煮物などを作ると、使うことが多いお酒。
あなたは、どんなお酒を使っていますか?
ちなみに私の母は、ふだん料理酒を使っています。
「日本酒って何となく、お酒感強そうだし、
料理酒のほうが料理に合いそう」とのことで・・・
まぁ、お酒感の意味がよくわからないんですが(笑)
しかし一方で、日本酒のほうがいいと言う人もいます。
同じお酒なのに、何がどう違うのでしょうか?
今回は、日本酒と料理酒の違いについて、
お話していこうと思います。
日本酒と料理酒の違いは?
日本酒とは?
蒸した米と米麹から作られるお酒で、
酒税法では「清酒」となっていますが、
一般的に「日本酒」と、呼ばれています。
清酒のラベルには、「純米酒」「本醸造酒」
「吟醸酒」など、精米の度合いや
醸造の違いによって、分けられた区分が書かれています。
純米酒は、白米・塩麹・水が原料となっており、
その名前の通り、お米だけで作られたお酒です。
本醸造酒は、3割以上精白にした白米を
原料としてつくられたお酒に、
サトウキビの糖蜜を発酵させ、
何度も蒸留させた味なし、臭いなしの
醸造アルコールが添加されています。
醸造アルコールを使うことで、
すっきりと飲みやすい味わいにすることができます。
吟醸酒は、4割以上精白にした白米が、原料となっています。
精米の度合いを大きくし、低い温度で
発酵させることで、淡麗ですっきりした
味わいを生み出すことができます。
吟醸酒は、さらに「大吟醸酒」、
「純米吟醸酒」などの区分があり、
大吟醸酒は、5割以上精白した白米、
純米吟醸酒は、醸造アルコールを
使っていないもののことを言います。
料理酒とは?
1970年代頃から出てきた料理酒は、
2~3%の塩を入れることで、
飲用できないようにしたお酒です。
酒税がかからないようになっているため、
日本酒よりは安く買えて、気軽に使えます。
飲む用のお酒ではないので、
当然、飲んでもおいしくありません。
しかし、塩やお酢が入っているため、
料理にコクや旨味を与えることができるお酒です。
ただ、食塩がたくさん入っているので、
塩分を取りすぎてしまう恐れがあります。
以上が日本酒と料理酒の違いですが、
料理には料理酒の方が、適しているのでしょうか??
日本酒と料理酒の使い分け方は?
お肉や魚の臭みを消すのは、どちらでもいいと思います。
ただ、日本酒の中でも、純米酒が1番、
コクやうまみがあって、
料理を引き立てるんだそうですよ(^^♪
料理酒も捨てがたいですが、
食塩がたくさん入っているため、
入れすぎると、しょっぱくなってしまうことも。
高血圧や、カロリーを気にするなら、日本酒がいいかも・・・
まぁ、「飲んでおいしいものは、
料理に使ってもおいしい」という真理もあると聞きますし(笑)
お値段的には、料理酒が1番お手頃ですし、
クセのない味なので、無難ではありますが、
味の好みに合った日本酒を料理に使えば、最高なのかもしれません^^
いかがだったでしょうか?
日本酒も料理酒も、どちらも試してみて、
一番口に合ったもの、しっくりくるものを
使っていけばいいと思います。
どういう味が好きなのかは、人によりますからね!
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