突然ですが、「簡易書留」と
「一般書留」の違いって知っていますか?
書留って、普段ほとんど使う機会が
ないので、意外と知らないって人が
多いのではないでしょうか。
どっちも書留って言ってるけど、どう違うの?
出し方は一緒なの?
どう使い分けたらいいの?
今回は、そんなちょっとわかりにくい
「簡易書留」と「一般書留」の
違いについて、お話していこうと思います。
そもそも書留とは?
書留とは・・・
もし郵便物が、途中で壊れたり、
なくなったりして、届かなかった場合は
実損額を賠償してくれるサービスです。
また、郵便物を、いつ、
どの郵便局で引き受けたか、
どこの郵便局から配達されたか、
その履歴を記録してくれるものです。
郵便物と、ゆうメールに付けることができます。
ゆうメールとは、昔の冊子小包のことです。
詳しくは、こちらを参考にしてください!
⇒ゆうメールとは?料金は?送り方は?
ちょっと話がそれますが、
郵便物ってなんだと思いますか?
はがきや手紙は想像がつくと思いますが、
実は、もっと幅広いものなんです!
身近なものでいくと、
定形外郵便も「郵便物」に含まれます。
話をもどしますね♪
一般書留と簡易書留は、どちらも
記録はしてくれるものなので、
送り方は、一緒なのですが、
ただ、料金や記録の仕方、賠償額などが異なります。
次で詳しくお話していきますね。
簡易書留と一般書留の違い
簡易書留とは?
簡易書留は、
- 荷物を出した郵便局と、出した時間
- 荷物が到着した郵便局と、着いた時間
のみを記録してくれます。
料金は、郵便料金+310円で、
賠償額は5万円です。
ゆうメールも同じ+310円で、
賠償額も同じ5万円です。
- 仕事で使う大事な書類
- 学校の願書などの重要書類
- 舞台やコンサートのチケット
などを送るときは、
この簡易書留を使うといいでしょう。
送り方としては、郵便物を封筒に入れ、
封筒に住所、名前、郵便番号を書いて郵便局へ持っていき、
窓口に行って、
「簡易書留でお願いします」と言って、
渡される紙に記入をして、料金を払うだけです。
普通にポストに投函しただけでは、
書留として届きませんので、
必ず、窓口へ行ってくださいね。
封筒は、別に専用のものが
あるわけではないので、
ものが入ればそれでOK。
支払い後は、控えをもらいます。
問い合わせ番号が書かれているので、
それで追跡ができます。
相手の元に届くまでは、大切に保管しておきましょう。
一般書留とは?
一般書留は、
- 荷物を出した郵便局と出した時間
- 荷物が到着した郵便局と着いた時間
- どの郵便局を経由したか
を記録してくれます。
簡易書留よりは、細かく追跡できる
というわけですね。
料金は、郵便料金+430円で、
賠償額は10万円です。
ゆうメールは、少しお安い+370円で、
賠償額は同じ10万円です。
賠償額が10万円では物足りない場合は、
もっと増やすことができちゃいます。
21円を追加で払うごとに、
5万円ずつ増やすことができ、
最大500万円まで賠償額つけられます!
ダイヤや金などの貴重品、
高額な荷物を出すのに、適しています。
送り方は、簡易書留と同じです。
ちなみに、一般書留は、現金は不可!
現金を送る場合は、現金書留を使います。
直接現金を入れる場合と、
お祝いなどをのしぶくろに入れて送る場合、
2種類の専用封筒がありますので、
それを購入し、郵便局で手続きしてくださいね!
料金は、一般書留と同じです。
また、書留は手渡しなので、
「ポストに入れてハイ終わり」
という感じではなく、
ちゃんと相手の手元に届くので、
もらう側も送る側も安心です。
もし、不在だった場合は、不在票も入って、
再配達も可能です。
日曜や休日でも、配達してくれます。
夜間窓口がある郵便局が近くにあるのなら、
夜仕事が終わってから取りにいく、
ということもできますよ。
余談ですが、簡易書留や一般書留よりも、
もう少し手軽な送り方として、
「特定記録郵便」というものもありますよ♪
>>簡易書留と特定記録郵便の違いとは?どちらを使えばいい?
いかがだったでしょうか?
同じ書留でも、微妙に違うんですね。
私は、つい最近、舞台のチケットを
譲るときに簡易書留を指定され、
「か、かんいかきとめ・・・?」と、
頭の中に疑問符が、たくさん浮かびました。
聞いたことはあるけど、
どうやって送るんだ・・・?と(笑)
そこで初めて、料金とかサービスとかを
調べたのですが、使う機会がないと、
わからないものですね(^^;
通常の料金にプラスはされてしまいますが、
便利だし安心なサービスなので、
送るものごとに使い分けて、上手く利用しましょう^^
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