天の川の観測!よく見える時期は?

豆知識

天の川と言えば、七夕の日を思い浮かべます。

天気がよければ、夜空を見上げると、
そのきれいな姿を、見ることができますが・・・

 
具体的には、どの方向を、いつ見れば
いいのでしょうか?

見やすい時間帯とか、あるのでしょうか?

 

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今回は、天の川がよく観測できる時期や、
見える方角、時間や観測方法
などを
紹介していこうと思います。

 

天の川の観測時期とその方法

 
まずは、天の川が見られる時期、方角、
時間、場所
を順番に、お話ししていきますね^^

 

天の川がよく見える時期

 
天の川といえば、七夕というイメージが
ありますが、実は、1年中、見られるんです。

 
ただ、一番観測しやすい時期というと、
やはり、「夏から初秋にかけて」になります。

 
ですので、七夕は天の川を見やすい時期、なんですね!

 
ちなみに、七夕というのは、もともと、
旧暦の7月7日(現在では8月頃)にあたるので、

梅雨があけているかどうか、微妙な
現在の7月7日よりも、旧暦の7月7日のほうが、
天の川が見られる確率は上がるでしょう。

 
2016年の旧暦の7月7日は、2016年8月9日、
2017年は、8月28日になります。

 
そのころに、見上げてほしい方角を
次に、説明しますね。

 

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天の川のある方角

 
7月であれば、東の空の高いところに
織姫星のベガ、そこから遠い位置にある
彦星のアルタイルが見えます。

 
他の星よりも、明るく光っているので、
見つけやすいと思いますよ。

 
この織姫星のベガと彦星のアルタイルと、
デネブという星が結んでできるのが、
いわゆる「夏の大三角」と呼ばれるものですが、

そこから、さそり座にかけて見えるのが天の川です。

 
ちなみに8月になると、
頭の真上に、夏の大三角が来ると思います。

 
milkyway1夏の大三角 posted by (C)Hisagi 2008 on Wikipedia

 

天の川を見やすい時間

 
天の川が見やすい時間は、
19時~22時頃だと言われていますが、
場所や季節によって異なります。

(場所については次で説明しますね!)

 
七夕の時期であれば、19時から20時が、
1番よく見えると言われています。

 

天の川を見るのに適した場所

 
天の川は、うすーい雲のように
見えるものなので、都心部などの
街中の明かりが強いところだと、

観測はかなり難しいです。

 
なので、街頭や家の明かりなど、
人工的な光がない、暗い場所へ行って
見るようにするといいですね!

 

また、少し標高が高いところの方が
見やすいという場合もあるようで、

東京であれば、高尾山や箱根、
関西ならフォレストパーク神野山とかですかね。

 
都会よりも田舎の方へ、街中よりも
山や海のある方へ行って、
のんびーり星空を見上げてみましょう(*^^*)

 

また、明かりがあると見にくいので、
月の明るさにも注意した方がいいですね。

 
満月の時期や、月が近くにない時間帯を
狙うといいでしょう。

 

以上、見られる時期や方角、
時間や場所などを紹介しました。

 
天の川を見るためには、事前に
いろんな下調べが必要のようですね(笑)

 
最後に、天の川の観測で必要なものも
お話しておきます。

 
milkyway

 

観測にあると便利なもの

  • レジャーシート
  • 水筒(飲み物)
  • 望遠鏡
  • 星の名前が書かれているシート
  • 懐中電灯
  • 何か羽織るもの

天の川に限らずですが、
星を観察するというときには、
望遠鏡があると楽しめます。

 
レジャーシートがあれば、
仰向けで寝て見ることも可能です。

 
水筒は、山などで、近くで飲み物を
買えないという可能性もあるので、あると便利です。

 
また、天の川を見るには、暗い場所が
いいので、怪我などをしないために、
懐中電灯を持っていくと大変助かります。

 
街中はそうでもなくても、
山の上は冷えるということもあるので、
何か1枚、羽織るものを持っていくといいでしょう。

 
星の名前が書かれているシートは、
小学生が、授業のために使っているようなものですね。

 
どの方向にどんな星が出るのか分かるため、
それと照らし合わせながら・・・

というのができるので、
観察も楽しくなると思います。

 
星座が見える、スマホのアプリなども
便利ですが、スマホの明るい画面を見てしまうと、

星空が見にくくなるので、要注意です^^

 

以上、天の川の観測について、
書きましたが、本記事が

「天の川を一度はこの目で見たい!」
と思っている人の参考になれば幸いです。

 
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