仙台七夕祭りとは?歴史は?見どころは?

毎年8月に行われている、仙台の七夕祭り。

大きな笹飾りが特徴で、地元の人はもちろん、
たくさんの人が、全国から集まります。

 
夏の風物詩として知られる七夕ですが、
ここでは、いろんな七夕と一緒に、
他にも、いろいろ楽しめるものがあります。

 

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パレードだったり、コンサートだったり・・・

 
テレビでも、取り上げられていますし、
何となく、1度は行ってみたいなーと
思っている人も、多いのではないでしょうか。

 
でも、ちょっと待って~

お祭り自体のことは、すこし知っていても、
その由来や歴史までは、知らないのでは??

 
お祭りのことを、深く知ってから行くと、
また違った見方ができて、楽しめるかも・・・!

 
そこで今回は、仙台七夕祭りについて、
日程だけでなく、由来や歴史、見どころを

詳しく紹介したいと思います^^

 

仙台七夕祭りとは?

 
仙台では「たなばたさん」と親しみを込めて
呼ばれている、東北三大祭りの1つ。

 
毎年、8月6日~8日までの3日間、
仙台で行われており、

全国から、200万人以上もの観光客が訪れ、
とてもにぎわうお祭りです。

 
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この日は、商店街を中心に、
いろんな笹飾りが並び、街は七夕一色になります。

 
最初は、笹飾りを眺めるだけの
お祭りでしたが、だんだんと
「星の屑まつり」というパレードや、

「夕涼みコンサート」などの音楽ライブなど、
さまざまなイベントが増えていきました。

 
ではなぜ、笹飾りを見るだけの素朴なお祭りが、
ここまで規模が大きくなったのでしょうか?

次から、その歴史について、見ていきましょう^^

 

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仙台七夕祭りの歴史

 
七夕祭りは、もとは、中国で始まり、
そこから朝鮮半島の百済、奈良を経て
仙台へと伝わってきた、と言われています。

 
仙台で思い出す歴史の人物と言えば、
伊達政宗だと思うのですが、

その伊達政宗公が、文化向上のためにと、
七夕をすすめたことが、始まりとされています。

 
その後、景気が悪化したことで
縮小されましたが、
第一次世界大戦終戦後に復活。

 
「8月6日~8日に商店街に七夕の
飾りつけをする」という、
現在の七夕祭りが生まれました。

 
しかしその後また、第二次世界大戦が
起こったため、縮小してしまいます。

 
ですが終戦後、1947年に5,000本の竹飾り
沿道に飾って、また復活を遂げました。

 
やっては縮小、復活、縮小、また復活・・・

そうやって、いろんなこと経て、
現在の七夕祭りがあるのです。

 

仙台七夕祭りの見どころ

 
このお祭りの見どころは、やはり巨大な笹飾り。

 
お祭り自体は、6日からですが、
準備は、4日の早朝から始めています。

 
長さ10m以上もある竹を、
山から切り出してきて、各商店街で
飾りつけなどの準備をするのですが、

この準備は極秘!!

 
どんな飾りつけをするのかは、
当日まで、秘密なのです。

 

そして、6日の朝に本格的に飾りつけをして、
巨大な吹き流しがある笹飾りが完成します。

 
午後には、審査が行われ、
一番よかった笹飾りから、金・銀・胴の
各賞をもらい、プレートが付けられます。

受賞を目指して、一生懸命飾りつけをするそうですよ^^

 
ほら!
色とりどりの吹き流しが、きれいですよね↓

 

大きくて豪華な笹飾りが、風に揺られて
なびく姿は何とも雄大で、
何だか、涼しげな気分になりますね♪

 

また、巨大な吹き流しもいいのですが、
実は、仙台市のいろんなところで飾られている、
他の6種類の飾りも魅力です。

 
この飾りにはそれぞれ意味があり、

短冊  学問・書道の上達
紙衣(かみごろも) 病気や災厄の魔除け、裁縫の上達
折鶴(おりづる)  延命長寿、家内安全
巾着(きんちゃく) 商売繁盛、富、貯蓄、
投網(とあみ)   豊作、幸運を招く
屑篭(くずかご)  清潔と倹約の心

 
となっています。

 
大きな笹飾りも見つつ、これらの飾りが
どこにあるのかを探してみるのも、
また、仙台七夕祭りの楽しみ方の1つですよ(*^^*)

 
行かれる方は、ぜひ、夏の情緒あふれる風景を
感じてみてくださいね!

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