雛人形は、子どもの健やかな成長を願うひな祭りにはかかせないもの。
だからこそ、選ぶ上での大事なことをしっかり把握して、無理はせず、予算の範囲内で選びたいと思っているけれど・・・
たくさん種類があるし、いったい、どこに注目して選べばいいのだろうか?
そう頭を悩ませるお父さん・お母さんもいらっしゃるはず。
そこで今回は、雛人形を選ぶ上での押えておきたいポイントを3つご紹介します!
しっかりチェックして、失敗のない選択をしてくださいね(^^♪
雛人形の選び方!
雛人形は大きくわけると、3つ種類があります。
- 段飾り(三段飾り・七段飾り)
- 親王飾り(男雛、女雛のみ)
- ケース飾り
値段は、一般的には段飾りが一番高く、次に親王飾り、ケース飾り、というような感じです。
F3cM10 小三五2人1木目 posted by (C)にんぎょうやさん on photozou
もちろんこれが全てと言うわけではないですが(^^;)
それでは、選び方のポイントを見ていきますね!
1、飾る場所とスペースを考える
せっかく雛人形を買っても、置くことができなければ意味がありませんΣ(゚Д゚)///
飾る場所は、玄関の棚や、和室などが一般的ですが、どれぐらいの大きさのものを買うのか決まっていなくても、とりあえず飾る予定の場所のサイズを測っておいて、どれぐらいまでなら置けるのか、把握しておきましょう。
子どもが小さいうちは、手の届くところに飾ってあると、小さくて細かいパーツを、誤って、口に入れてしまう可能性があることや、ペットがいる家庭のペット対策、なども考えておきましょう。
また、収納スペースを確保しておくことも大事です。
七段飾りなどの大きなもののほうが、全体の量は多くなりますが、小分けにしまうことができます。
ケース飾りなど、分解できないもののほうが大きな場所を必要とすることも!
2、価格の違いについて知る
まずは、頭。
価格が安いものはプラスチック製、高いものは石膏という部分で違いが出ます。
次に、衣装。
材質は絹、化学繊維、絹と化学繊維が混ざったものなどがあります。
また、帯用に織った生地、刺繍がされている生地、金粉金箔で彩られている生地など、いろんな種類の生地があります。
化学繊維、絹100%の正絹、帯地の順で、金額も高くなってきますので、選ぶ上での重要ポイントの1つと言えるでしょう。
そして、お道具について。
屏風は布や木、紙やプラスチックなどの素材がありますし、金箔が貼ってあったり、印刷の絵が張ってあったり、刺繍がされてあったりとさまざまです。
七段飾りの場合は、シンプルな金屏風を合わせることが多いですが、親王飾りの場合は凝った屏風が多いため、金額も、かなり変わってきます。
七段飾りの場合は、三段飾りやケース飾りに比べると当然、お道具の種類が増えます。
種類が増えると言うことは、金額もそれだけ大きくなります。
最後に、人形を作った職人さん。
その方の経験や技術、知名度によって差が出ます。
「○○監修(印)」などが入っているような、作家さんの作品は、高くなることが多いようです。
3、お顔の違いを見る!
人形ですから、お顔の造りで、印象が変わってくるため、重要なポイントです。
お雛様のお顔は、京雛と江戸雛では、顔立ちが違います。
目が大きめで、現代的な顔が江戸雛。
お公家顔が京雛です。
お顔を選ぶ理由は、人それぞれで、好みに大きく左右されますが、
長く大切にできる、気に入ったものを選びましょう。
おまけ情報
「社団法人日本人形協会」という協会があります。
- 不当な宣伝販売や二重価格表示をしない
- 健全な販売をするよう指導する
ことを目的としているところです。
そしてこの日本人形協会が、試験・審査して認定する制度というのが「節句人形アドバイザー」です。
節句人形アドバイザーがいて、この協会に所属している専門店なら、好みや事情に合わせた、人形選びにさまざまなアドバイスがもらえますよ。
また、時間は少しかかりますが、いろいろな雛人形を実際に見てみるのも、とても大切です。
実際に見たうえで、カタログをもらってきて家で、じっくりと見比べてみるのも、いいですね^^
雛人形は、子どもの健やかな成長を願うひな祭りにはかかせないものです。
だからこそ選ぶ上でのポイントを押さえ、かといって無理はせず、予算の範囲内で雛人形を選ぶようにしましょう^^
お気に入りの、雛人形に出会えますように・・・
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