「必ず明日の午前中には届けたい!」
「明日必着の郵便がある!」
「こちらのミスで返送されたものを、急いで送らなきゃ!」
こんな時、一番に思い浮かぶのが「速達」ですよね。
でも、普段から「速達」を送り慣れていないと、いろいろ疑問が出てきませんか?
- 料金
- 出し方
- お届け日数
などなど、調べればわかるんですが、ちょっと面倒ですよね。
そこで今回は、「速達」についての疑問のアレコレを、順番にわかりやすく紹介しちゃいます!
まずは、料金からいってみましょう^^
速達郵便の料金はいくら?
速達の料金は、
通常の郵便料金 + 追加料金
で、計算します。
で、その追加料金がいくらくらいかというと・・・
- 250gまで:+280円
- 1kgまで:+380円
- 4kgまで:+650円
この3種類だけで、意外にシンプルなんですよね。
基本の料金さえわかっていれば、あとは重さに応じて追加料金を足してあげればOKです。
あっ、一部例外がありました。
本やDVDなんかを送る時に、定形外郵便よりも安く送れる「ゆうメール」(旧 冊子小包)を速達で送りたい場合は、
- 2kgまで:+320円
- 3kgまで:+470円
になります。
「ゆうメール」については、こちらに詳しく書きました♪
ゆうメールとは?料金は?送り方は?
なので厳密には、速達料金は全部で5種類ですね。
では、続いて基本の料金を見てみましょう。
郵便の基本料金は?
郵便物の基本料金はこちら。
- はがき
通常はがき:52円
往復はがき:104円 - 定形郵便(封書など)
25g以内:82円
50g以内:92円 - 定形外郵便物 (規格内サイズ)
50g以内:120円
100g以内:140円
150g以内:205円
250g以内:250円
500g以内:380円
1kg以内:570円 - 定形外郵便物 (規格外サイズ)
50g以内:200円
100g以内:220円
150g以内:290円
250g以内:340円
500g以内:500円
1kg以内:700円
2kg以内:1020円
4kg以内:1330円
※2017年6月1日より、定形外郵便がちょっと変わりました。
詳しくはこちらに書きました。
定形外郵便が改定!規格外は超値上げ!?規格内は?
例えば、A4の封筒(定形外)に書類を2、3枚入れて速達で送るなら、120円+280円=400円になります。
書類の枚数が増えて、50gを超えてしまったら、140円+280円=420円になる、という感じです。
ちなみに書留も、速達で送ることができます。
- 現金書留
基本料金+430円
1万円までの保証つきで、5000円ごとに+10円加算されます。(上限は50万円) - 一般書留
基本料金+430円
10万円までの保証つきで、さらに5万円ごとに+21円加算されます。(上限は500万円) - 簡易書留
基本料金+310円
5万円までの保証つき。
※これ以上の保証はつきません。
例えば、25g以内の定形郵便物を、簡易書留をつけて速達で送ろうとした場合は、82円+310円+280円=672円ということになるわけですね。
さて、料金のつぎに気になるのが、「速達にしたらいつ着くの?」ですよね。
次の章では、配達にかかる日数について見ていきましょう!
速達郵便の日数の目安は?
速達で郵便を出すと、通常の郵便より、半日から1日早くつきます。
また、日曜や祝日に関係なく配達してくれるので、土曜や日曜に出して、翌日が祝日だったとしても、平日と同じように届きます。
(たいていの地域では、日曜日と祝日は普通郵便の配達はお休みです)
では、実際のお届け日数を調べるにはどうするかというと・・・
こちら!!
⇒お届け日数を調べる(郵便局サイト)
スマートフォンにも対応していて、見やすくとっても便利です。
ここに、差出元とあて先の郵便番号を入力すると、お届け日数が一目でわかります♪
目安はあくまで目安
ただ、この日数はあくまで目安なんですよね。
道路状況や郵便の量、悪天候などで遅れる場合もあるので、必ず到着するとは限らないんです。
なのでつまるところ、できるだけ余裕をもって出すのが一番、ということになります。
ちなみに、一番やっちゃだめなのが、あて先の間違い!これをやっちゃうと、ちゃんと配達ができないで、帰ってくるかもですよ!
届くまでの日数の目安がわかれば、次は「出し方」ですよね。
ということで次の章では、出し方について書いていきます。
速達の出し方は?
まずは、速達で送りたい物を封筒などに入れて準備するんですが、郵便局に持って行って出すか、ポストから出すかで、準備がちょっと変わってきます。
郵便局で出す場合
郵便物の準備ができたら、郵便局に持っていきましょう!
「速達でお願いします!」と伝えれば、料金をお教えてくれますので、あとは支払うだけで全部やってくれます。
一番簡単ですね♪
でも、普段仕事で、窓口があいている時間に郵便局に行けない人も多いと思います。
そんな方には、営業時間が長くて、土日も開いている「ゆうゆう窓口」がいいかもしれません。
通勤通学の途中に立ち寄れる場所だったり、家の近所にあればラッキーです!
ゆうゆう窓口についてはこちらを参考にしてくださいね。
⇒ゆうゆう窓口とは?営業時間は?土日もやってる?
ポストに出す場合
窓口とちがって、いつでも好きな時に出せるのが便利なポスト。
なんですが、ポストに投函するのなら、準備はすべて自分で完璧にしないといけませんよっ!
- 郵便物の大きさは?定形or定形外
- 速達ってわかるようにする
- 重さは?(デジタルスケールが必要)
- 基本料金は?
- 速達料金は?
- 合計金額の切手を貼る
- ※ポスト投函だと、書留は使えません。
ざっとこんな感じです。なかなかハードルが高いでしょ(笑)
速達マークは、こんな感じで短い辺の2/3くらい赤く塗ります。
グラム単位ではかれる、キッチンスケールみたいなものをつかって、正確な料金を把握します。
料金がわかったら、コンビニでも切手を売っていますので、必要分を貼ってポストに出しましょう。
以上のような手順で、ポストからでも速達を出すことはできるんですが、ちゃんと速達として取り扱ってくれるかも不安ですし、慣れていない方には不確実な要素が多すぎですよね。
さらに、それぞれのポストで決められている、日に何回かの集荷タイミングを逃すと、窓口より半日単位で到着が遅れる可能性もあります。
速達で出すってことは、確実に早く届いてほしいわけで、そのためには窓口に行くのが一番確実だと思います。
まとめ
以上、速達郵便について、料金や日数、出し方を紹介しました!
速達はあくまでも、「普通郵便よりは早く届ける」ものであって、「いついつまでに届けることを保証するわけではない」んです。
急ぎの郵便は、なるべく余裕をもって出せればいいんですが、余裕がないから急いでるわけでもあるんですよね^^
なので、より確実に早く届けるためには、できるだけ郵便局の窓口か、ゆうゆう窓口で出すことをお勧めします。
自分のミスで、「せっかく速達で出したのに、返送されてきた(*_*)」、なんてことのないようにしましょうね!
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