郵便局留めにしたい!書き方と受け取り方はこれでOK!

郵便

オークションなどで商品を買ったとき、全く会ったことのない相手に、自分の住所が知られてしまうのは、ちょっと不安…なんて思ったことはありませんか?

今の時代、どこで個人情報が漏れて悪用されるかわかりませんし。

 
そんなときに使えるのが『郵便局留め』。

これを利用すれば、相手に住所を知らせずに、安心して受け取ることができるんです!

 
では郵便局留めって、どう使えばいいのでしょうか?

  • 申し込み方は?
  • 受け取り方は?

 
今回は、郵便局留めについて、依頼の仕方や受け取り方など、その利用方法を紹介していきます!

わたし自身、局留めで受け取りをすることのほうが多いので、受け取り手目線でのお話になりまますが、送り手の方にもお役に立てるように書いていきますね。
 

スポンサーリンク

郵便局留めとは?

わかりやすくするために、まずは基本的なところを簡単にお話ししますね。

 
通常、自分宛の郵便物というのは、自宅に届きますよね。

自宅を空けることが多いからと、勤め先で受け取るようにしているという人もいます。

 
それらをせず、自分が選んだ郵便局に留め置きにし、後で自分で郵便物を窓口へ取りに行くのが、「郵便局留め」というサービスです。

 
私書箱も似たようなサービスですが、郵便局留めは、

  • 登録や申し込みは不要
  • 誰でもOK
  • 無料

で、すぐ利用することができます。

さらに、全国どこの郵便局でも指定することが可能なんです!

 
想像してみてください。いろんな便利な使い方があると思いませんか?

自宅の近所や勤め先の近くの郵便局を指定して、通勤・通学時に取りに行けるようにしたり、旅行などで長く家を空けるときに、旅行先の近くを指定することもできますよね♪

 
では、どんなものを郵便局留めにできるのかというと・・・

 

088904
局留めは、

  • 定形・定形外の郵便
  • はがき
  • 書留類
  • レターパック
  • ゆうメール
  • ゆうパック

など、普通の郵便物ならどれでもできます。

 
ただし、チルドゆうパック(保冷郵便)を局留めにしたい場合は、注意が必要です。

小規模な郵便局だと、保冷設備がないため、近くの保冷設備のある郵便局に、保管先を変更されるようです。

 

では、局留めで送ってもらう時のお願いの仕方を見てみましょう!

郵便局留めの依頼の仕方(書き方)は?

何かを買って送ってもらう時、ふつうは送り手に、こちらの

  • 郵便番号
  • 住所
  • 名前

を教えて、荷物を送ってもらいますよね。

それに対して郵便局留めを使う場合は、

  • 受け取りたい郵便局の住所と郵便局名
  • 受取人の名前

を、送り手に伝えて送ってもらいます。

そして、郵便局名のあとには、必ず「留め」と書くようにしてもらいます!!

例:「大阪郵便局留め」「新宿郵便局留め」

 
受取人の住所は、郵便局留めするのに、あってもなくても大丈夫です。

 

~2017.4.26追記~
できれば、自宅住所を書かない方が確実に局留めにすることができます!

これは、読者の郵便局員の方に教えていただいたのですが、局留めを利用される方の割合はかなり少ないそうです。
配達員はアルバイトの人が多いらしく、稀にしかない「局留め」の事情を把握しきれていない人もおられて、自宅住所が書いてあるとそのまま配達してします恐れがあるそう。

確実に局留めにしたい場合は、自宅住所は書かないほうがベターです

局留め利用者同士の同姓同名による手渡しミスの確率より、誤って自宅に配達されることの方が何百倍も確率が高いそうです!

 
ですが、送り手(販売者)の中には、「自宅住所を教えないのであれば取引はしない。」というケースも、まれにあります。

ですので、事前に自宅住所なしの局留めが、可能かどうか質問しておいたほうがスムーズにいきます。

 

~~送り手側のおはなしです~~

郵便局に持っていって「局留め」を送ろうとすると、局員の中には「受取人の住所を書いてください!」と、言ってくる人もいます。

でも、必ずしも書く必要はありません。

 
郵便局に電話して確認したところ、
「受取人間違いを防ぐために、できれば受取人の住所まで書いてください。でも、書かなくても大丈夫です。」とのことでした^ ^
 

ちなみに、特別なラベルなどがあるわけではないので、ゆうパックの伝票やレターパックをそのまま使うことができますよ。

 

荷物の用意ができたら、郵便局の窓口へ出すか、ポストに投函するだけ。

ここは、普通に郵便を出すときと同じですね^^

 

もうひとつ、大事なことを書きますね。

 
局留めしたい郵便局を選ぶときに確認しておきたいのが、営業時間

小さな局は、だいたい(月)~(金)の9~17時ですが、大きな局は違ってきます。

それと、ゆうゆう窓口のある郵便局なら、土日祝や遅い時間でも受け取れるので、とっても便利です!

 
場所と営業時間、ゆうゆう窓口の有無を確認して、選んでくださいね。

受け取りたい郵便局は、こちらから探して選ぶことができます。
 ⇒全国郵便局検索

 

ゆうゆう窓口についてはこちらを参考にしてください。
 ⇒ゆうゆう窓口とは?営業時間は?土日もやってる?

 
office

 

郵便局留めの受け取り方

 
受け取る際には、免許証や保険証などの身分証明書と、印鑑(シャチハタ可)が必要になります。

 
窓口へ行き、身分証明書を見せて「この名前あてに局留めの荷物が届いていませんか?」と、尋ねましょう。

品名や差出人の名前は伝えなくても大丈夫ですが、物の種類(ゆうパック、レターパック、代引きなど)や、お問合せ番号(ある場合のみ)を伝えるとスムーズです。

 
荷物が届いていたら、奥から荷物を出してきてくれます。

 
そのあと、荷物の伝票部分を見せてくれるので、自分宛の荷物かどうかをしっかり確認しましょう。

そして身分証明書と宛名が合ってるかどうか確認してもらい、受領書に印鑑を押せば、受取完了です。

 
代引きの場合は代金、着払いの場合は送料をそれぞれここでを支払います。

 
書き方と、受け取り方がわかったところで、次は局留めのいい点と悪い点を見てみましょう!

 

スポンサーリンク

 

郵便局留めのメリットは?

 
局留めサービスを使うことのメリットは、大きく5つあります。

  1. 全国どこの郵便局でも指定できる
     
    自宅の近くでも、通勤通学時に便利な場所でも、会社や学校の近くでも、郵便局があればどこでもOK!

    また、長期旅行に出るときでも、旅行先の郵便局を指定しておけば、自宅にいなくても受け取ることができます。

  2.      

  3. 自分の好きなタイミングで受け取れる
     
    自宅を留守にすることが多い、時間指定の荷物をなかなか受け取れないという方は、自分が受け取りやすい郵便局に指定すれば、好きなときに取りに行けます。
  4.      

  5. 一緒に住む家族、親族に知られることがない
     
    家族に受け取られたくない、知られたくないときに便利です。
  6.      

  7. 相手に住所を知られずにすむ
     
    オークションなどで商品を送ってもらう場合、住所を明かさずに受け取れます。
  8.      

  9. 盗難を防げる
     
    郵便受けに投函されると、誰かに抜き取られることもありえますが、局留めであれば、その心配はありません。

では、逆にデメリットとなるのは、こんなことがあげられます。

 
letterbox

 

郵便局留めのデメリットは?

  1. 荷物が届いたという通知は来ない
     
    自分で郵便局に電話して、荷物の確認をすることはできますが、「届きましたよー」と郵便局から連絡は来ません。

    そのため、自分でタイミングを見て取りに行く必要があります。

  2. 保有期間を過ぎると、返送される。
     
    郵便局に荷物が届いてからの保管期間は、10日間。

    取りに行くのを忘れて保有期間が過ぎてしまい、延長の申し出がなければ、差出人の元へ戻ってしまいます!

    再発送にはまた送料がかかるので、注意が必要です。

  3. 代理受取不可
     
    身分証明書を提示し、本人であると確認してからの受取になるので、本人以外が荷物を受け取ることはできません。

    ただし、委任状があれば受け取れます。こんな感じで書けばOKです。

    実際に郵便局に行く人(委任された人)の身分証明書と印鑑が必要になります。

    委任した人(あなた)の身分証明書や印鑑は必要ありません。

  4.  

  5. 日本郵便以外は利用できない
     
    さんざん「郵便局留め」と言っているので、お分かりかとは思いますが(笑)、郵便局留めは日本郵便のサービスです。

    ヤマトや佐川急便、西濃運輸など、日本郵便以外のものは局留めにはできませんので、ご注意くださいね。

 

まとめ

以上、郵便局留めについてその使い方を紹介しました!

 
届いてもお知らせがなかったり、受け取るのに身分証明書が必要だったりと、ちょっと不便なところもありますが、便利なサービスには、必ずそういう部分があるものですよね。

 
でもサービス自体は無料だし、申し込みもしなくていいし、お手軽にできるので、

  • 相手に住所を教えたくない!
  • 自分のタイミングで郵便を受け取りたい!
  • 家族に知られずに、郵便を受け取りたい!

そんな方は、ぜひ「局留め」を活用してみて下さいね!

 

コメント

  1. 田辺輝幸 より:

    私はもうじき私の住む家がなくなるので転居先が不在ですので郵便局留めを希望します

  2. 遠藤希美子 より:

    不在の場合ゆうパックなどは7日間で差出人へ返送されるとなっています。
    どこにも3日間保管延長可能と明記されていないのはなぜでしょうか?
    なぜ正規の7日間保管内に連絡があれば、3日間保管延長できる旨表示していないのでしょうか?
    不思議です。約款に書けない郵便局として都合の悪い理由があるとしか思えません。

  3. より:

    初めまして。
    こちらで郵便局留めの仕方を読んで、けっこうな回数利用していたのですが、いつもと違う郵便局を指定していたところ、言われたことを共有させていただきます。
    受け取り時に確実に本人だと確認するため、また何かあった時の補償のために受取人の住所をお願いしていること。もしどうしても住所を書きたくない場合は、「郵便局の住所は書かない」ようにすること。
    住所を書いていると、「この住所にこの人は住んでいない」と判断して返送しなければいけないそうです。郵便局には、郵便番号と郵便局名さえあれば届くそうなので、とりあえず郵便局住所は絶対書かないように。
    ということを、かなりきつめの口調で言われました。多少言い方に腹は立ちましたが、まあ最もだとも思いましたので、共有させていただきます。

タイトルとURLをコピーしました