料理をする人なら、毎日使うフライパン!
あなたは、どんなフライパンを使っていますか?
テフロン加工、ダイヤモンドコーティング・・・
いろいろな種類のものがありますが、
我が家で使っているのは、鉄のフライパン^^
なぜって・・・
以前は、コーティング加工のものを
使っていたのですが、数年ごとに、
「そろそろ寿命だな~」
という時期がやってくるんです。
なので、一生モノのフライパンとして
たどり着いたのが、鉄のフライパンだったんです。
でも、鉄のフライパンって、
お手入れが大変!
料理のたびに焦げつくのでは・・・?
なんて、思っていませんか?
そこで、今回は、鉄のフライパンを
使ってみたいというあなたのために、
上手なお手入れ方法を、紹介したいと思います。
鉄フライパンを初めて使うとき
鉄のフライパンは、まず使い始める前に、
「ならし」というものをする必要があります。
この「ならし」をしっかりしておくことで、
料理が焦げ付いたり、
くっついたりするのを防ぐことができますよ。
ではその「ならし」とは・・・?
それは
- 空焼き
- 油ならし
のことを言います。
空焼きをする!
空焼きをすることで、フライパンに
酸化被膜が作られ、油がなじみやすくなります。
また、さび防止のために、防錆加工が
されているので、それを取り除きます。
「錆びないようにしているのに
わざわざ取っちゃうの?」と
思うかもしれませんが、
この防錆加工は、あくまでも製品としての
錆び防止であって、フライパンを
使うときには、必要のないものなのです。
空焼きの仕方を、まずは動画でチェック!
簡単に説明すると・・・
まず強火で、フライパンの外側と内側を
まんべんなく空焼きしましょう。
フライパンを動かして、
全体をムラなく火にかけてください。
しばらくすると、煙が出てくると思いますが、
その煙がなくなるまで、焼き続けてください。
全体が玉虫色になったら、
そのあとは、時間をおかずに
タワシで洗って、水気を取りましょう。
ただ、メーカーによっては、
防錆加工がしてなくて、空焼きの必要がない
というものもありますし、
熱した状態のフライパンに、
水をかけるな~というものもありますので、
行う前に必ず、説明書を
確認するようにしてくださいね。
油ならしをする!
空焼きが終わったあとにするのは「油ならし」。
空焼きをして、油がなじみやすく
なっているので、そこへさらに
油をなじませて、油の幕を作ります。
油ならしをしておくと、
料理が焦げにくくなりますし、
フライパン自体もさびにくくなります。
油ならしの仕方は・・・
フライパンに油を入れて、
弱火で5分加熱します。
油の量は、フライパンの深さの
1/3ほどにして、
全体に油が行き渡るように、
ときどきフライパンを動かしてください。
5分たったら油をあけて、
キッチンペーパーでふき取りましょう。
全体に伸ばすように意識して拭き取ります。
とっても簡単ですよね!
使い始めはコレでOKですが、
普段は、どうすればいいのでしょうか。
普段のお手入れ方法
フライパンを使った後は?
フライパンを使ったあとは、なるべく早く
水もしくはお湯で、タワシなどを使って
洗うようにしてください。
洗ったあとは、そのまま
伏せておくのではなく、
火にかけて、水気を飛ばしましょう。
時間をおけばおくほど、
汚れは落としにくくなりますし、
フライパンの寿命を縮めることになります(^^;
もしそれでも、さびしてしまったら、
金属タワシで、磨いてみてください。
それでも、さびが残るなら、
サンドペーパーで削りましょう。
そうしてさびを落としたら、
油ならしをして、油をなじませておいてください。
これで、バッチリです!
フライパンを使う前は?
そして、もう1つ、今からフライパンを
使う、というときにやるべきことが、
あるんです。
テフロン加工などのフライパンだと、
火をつけて、油を引いたら、
そのまますぐに、料理をスタートしますが、
そんな風にしちゃうと、鉄のフライパンは、
焦げつく可能性があるんです。
お野菜ばかりだと、大丈夫ですが、
お肉やお魚、ご飯や麺は、焦げつきますね~
そんなときは、「油返し」のひと手間が重要です!
油返しの仕方は・・・
フライパンを火にかけます。
フライパンから煙が出てくる状態まで
待って、油を大さじ4~5杯入れ、
全体になじませましょう。
余分な油を、オイルポットに戻して、
調理開始です^^
調理前に、しっかりと火にかけることで、
ビックリするくらい!?
くっつかなくなります。
使い始めて数か月、プライパンに油が
よくなじんだ状態なら、
煙が出るまで熱したフライパンに、
適量の油を入れて、調理をスタートしてもOKです。
ちょっとしたひと手間ですが、
材料を切っている間に、プライパンを
火にかければ、ちょうどいい感じです^^
一生モノのフライパンを上手に育てて、
ぜひ、美味しくてステキな料理を
つくってくださいね!
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