結納金とは?どんな意味がある?誰が払う?N

結婚式

プロポーズを受け、結婚に向けての
準備に入ったとき、必ず通るのが結納式。

・・・と言っても、最近は省略することも
多いと思いますが、

「結婚」という約束をして、
2つの家が結びつくことを意味する儀式ですね。

 

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結納式では、必ず「結納金」というのが贈られます。

 
まだ結婚をしていない人でも、
言葉ぐらいは聞いたことがあると思いますが・・・

  • 結納金って、どういう意味?
  • 誰が誰に贈るの?
  • 何のために贈るの?

などなど、深くは知らないですよね!?

 
そこで今回は、結納式の際に出てくる
「結納金」の意味や由来、相場などに

深く迫っていこうと思います!

 

結納金とは?

 
まず、結納式とは、

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男女が結婚を決め、
お互いの親と同じ場所で会う場を設け、
「結婚します!」という約束をする儀式のこと。

 

男性側が女性側の家へ訪問し、行うのが基本です。

 
結納の起源は、今から約1,600年前の古墳時代まで遡ります!!

 
仁徳天皇の皇太子(のちの履中天皇)が、
羽田矢代宿禰(はたのやしろのすくね)の娘、
黒媛と結婚したとき、

両家で祝賀会が開かれ、そのときに、
仁徳天皇側がお酒などを贈りました。

これが現在の結納にあたります。

 

結納の作法がしっかり整ったのは、室町時代。

当時は公家や武家の間のみで、行われていたため、
庶民にとっては、馴染みのないものでした。

 
一般的に行うようになったのは、明治に入ってから。

 
意外と、最近なんですね・・・

といっても、もう100年以上も前ですけど(笑)

 
そこで、男性側から女性側に贈られる
お金のことを、「結納金」と言います。

 
婿養子の場合は、女性側から男性側へ贈られます。

 

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結納金の意味は?

 
昔は、男性側が女性側に、花嫁衣装を
贈っていた
のですが、それがだんだん
お金に変わっていき、現在のようになりました。

 
結納金を包む封筒に、
「小袖料」や「御帯料」と書きますが、
これは花嫁衣装を贈っていた頃の名残です。

 
ちなみに私の友人は、
「この金額で娘さんをください」
という意味で渡しているんだと思っていたそうです(笑)

「それは人身売買や!」

と突っ込みましたが、
この記事を書くためにいろいろ調べていると、
同じように思っていた人がいらっしゃいましたΣ(゚Д゚)

 

花嫁になるために必要な衣装を
渡していたのが、お金に変わったわけですから、

「嫁ぐための準備として、このお金を
使ってください」
という意味になるんですね。

 
結納金を贈られてからの使い道としては、
家具や家電など新居で使うものを買ったり、
結婚式の資金の足しにする、などが多いようです。

 
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ただ、結納金を贈る習慣は、今でも
根強くある一方で、私の友人のように、

「人身売買みたい」と思ったり、
「お互いの意志で結婚するのに、
結納金もらうのって何かしっくりこない・・・」

と、抵抗感を持つ女性も、増えているようです。

 
なので最近では、正式な結納はせず、
結納金と婚約記念品だけを贈るとか、

結納金の代わりに、婚約指輪を贈るなど、
変わったやり方も増えています。

 

ちなみに、結納金を贈られる女性側としては、
心の中では、男性側の力量を見ているんだとか!?

「どのぐらいの額を持ってきて、
私(と家族)に誠意を見せるのか?」

という感じでね。
・・・怖いですね(‘Д’)

 

結納金の金額の決め方は?

 
結納金の金額をどうするのかは、
男性側が決める!と、絶対的な決まりが
あるわけではありません。

 
男性側の収入の多さや、お互いの両親が
持っている常識の違いなどがありますからね。

 
なので、多くのカップルがつまづく問題です(^^;

 
男性側の判断にすべて任せるという場合も
あれば、結婚する2人に、

それぞれの親がそれとなーく伝えて、
調整する場合もあるようです。

 
また、結納返しについても、考え方は、
地域や家庭によってさまざま
で、

事前に、お互いの両親の考えを
チェックしておいた方がいいかもしれませんね^^

 

 

以上、結納金について紹介させていただきました!

 
自分たちが結納金はいいと思っていても、
親がそうじゃなかったり・・・

 
結婚って、思い通りに進まないことも多いですよね!

 
こういったことは、下手すると、
お互いの両親とのこれからのお付き合いにも
影響しかねないので、しっかり確認して、

気持ちの良い結納式にしたいものですね(^^♪

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