お正月の門松!隠された意味と由来とは?

お正月

景色や気温的なことだけじゃなく、物を見ることで、四季を感じることってありますよね。

 
かぼちゃのくりぬきイラストを見かけたらハロウィン、ツリーを見かけたらクリスマス・・・そして、正月気分が感じられる「門松」。

 
ハロウィンの飾りつけや、クリスマスツリーなんかは、時期が過ぎると、すぐ見かけなくなりますが、

門松は、「正月から時が止まっているのか?」と思うぐらい(笑)、ずっと置きっぱなしのおうちを、見かけたことがありました。

 
そのとき、「いつまで置くんだ?」と思いつつも・・・

 
そういえば、門松って飾る時期とか片づけるタイミングとか決まってるんだろうか?と疑問に思いました。

 
そこで、時が止まっている謎を解き明かすべく(笑)、門松についていろいろ調べてみました!

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そもそも、門松とは?

 

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お正月に飾る、生木のことで、家の玄関など、門口に松を立てるのが多いことから「門松」と呼ばれており、歳神様(としがみさま)が安息の場所として宿ると考えられているそうです。

 

歳神様とは、正月に家に迎い入れられる神様のことです。

 
門松は「松飾」「立松」「飾り松」という別名があり、昔は丈が高く太い竹や、小さな松が使用されていましたが、だんだんと、今のような門松に変わっていったようです。

 

門松の意味とは?

 
門松は、歳神様の安息所ということ以外にも、お正月に歳神様が、それぞれの家に訪れるための依代(よりしろ)となるとも考えられています。

歳神様に家に寄っていただき、1年の、安全や幸福をもたらしてもらうためとして、門松を置くのです。

 

門松の飾り方

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「門松の意味」にも書きましたが、門松は、年神様にとって目印となるもの。

歳神様にわかりやすい、家の出入り口(玄関)に飾りましょう。

 
せっかく来ていただいても、見つけてもらえず、素通りされては困りますもんね(笑)

門松の時期は?

 
日にちとしては、12月28日までに立てる場合が多いようです。

 
調べていると、「飾るのは13日から」というのをよく見かけましたが、

まだクリスマスも迎えていない時期なので、飾っても雰囲気に合わない気が・・・(笑)

なので、クリスマスが終わってから年末(31日)までの間に飾るのが、1番ベストのようです。

 
ですが、31日に飾るとなると、お正月を迎えるまで1日しか時間がなく、年神様に誠意が足りないと思われるので、止めたほうがいいとのこと(゚Д゚;)

 
あと、29日には「九松」=「苦待つ」という意味があり、縁起がよくないので避けましょう。

 

いつ片づけるの?

門松をはずす時期についてですが、門松を飾ってから、片づけるまでの期間のことを「松の内」といい、1月7日に取り外す、という考え方が一般的です。

 
7日には、歳神様が天界へ帰ってしまうので、この日までが、松の内と言われているんだそうですよ。

 
地方によっては、4日や15日など考え方は、その地方それぞれなようです。

 
私が見かけたのは、決して時が止まっているのではなく(笑)、取り外す時期が、そのように決まっている地域だったからなのかもしれませんね(^^♪

 

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門松の処分の仕方

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役目を果たし終えた門松。

また来年に使い回すのもどうかと思うし、かといって神様が宿るもの、と言われているのに普通にゴミの日に出すのも・・・

 
そう思って、門松の処分に悩む方も多いのではないでしょうか。

 
最近、門松を置いている家は、あまり見かけなくなりましたが、これは「買って置くのはいいけど、そのあと、どうしたらいいか(処分方法)がわからないから」という方も多いからなのかな、と思います。

 
門松は、松の内を迎えたら、近所の神社やお寺へ持って行きましょう。

 
だいたいの神社やお寺は、「どんど焼き」という行事をやっています。

これは縁起物を焼いて、天へ返すというためのもので、よく破魔矢なんかも持って行ってますよね。

それと同じで、門松も持っていって焼いてもらうのが、1番よい処分の方法でしょう。

 

こういう縁起物は、してはいけないタブーなこともあります。

決まり事を守って、良い1年になるように飾りましょう(v^ー°)

 

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