今年も、お歳暮でカニが届きました!!
まるままのカニって、なかなか自分たちで買って食べられるものではないし、せっかくいただいたのなら、美味しくいただきたいですよね♪
美味しく食べるためには、まずは解凍しないといけません。
ここで注意したいのが、その「解凍方法」です。
実は、よくありそうな室温で自然解凍したり、熱いお鍋の中に入れたり、レンジで温めたりなどの方法では、美味しいカニを楽しむことができないんです!!
カニにはカニの「正しい解凍方法」というのがあるんです。
そこで今回は、カニを美味しく食べる解凍方法を、詳しくお話していこうと思います!
カニを美味しく食べるための解凍方法
早速行きます。
美味しくいただくための解凍法はこちら!!
①カニを包む
まず、乾燥して、身がパサパサになるのを防ぐため、カニを、新聞紙やクッキングペーパーにくるみ、ビニール袋に入れます。
ビニール袋がなければ、ラップに包んでも構いません。
②冷蔵庫へIN
カニは、部屋に置いて自然解凍したり、直接鍋やお湯に入れたり、レンジにかけたりして解凍してはいけません!
そんな解凍方法だと、かにの旨みエキスが流れ出てしまうので、身がパサパサになり、美味しさがなくなってしまいます。
なので、冷蔵庫の中でゆっくりじっくり、解凍するようにしましょう。
冷蔵庫で冷やしておく時間の目安としては、
- タラバガニ姿、毛蟹・・・約24時間
- ズワイガニ姿・・・約18時間
- カットしてないタラバガニ足・・・約24時間
- カットされたタラバガニ足・・・約18時間
- ズワイガニ足・・・約12時間
です。
いまいちわかりにくい、カニの違いについてはこちら!
⇒タラバガニ、ズワイガニ、毛ガニ!違いは?選び方は?
ただし、冷蔵庫の温度や個体差、またグレースの厚さによって異なるので、あくまでも目安です。
ちなみにグレースというのは、乾燥するのを防ぐために、カニにつけられている、薄い氷の膜のことです。
これが解けてくると、だんだん紙が濡れきます。
なので、大きめのお皿や、バットに乗せておきましょう。
出てくる水分は、カニの旨みエキスではないので、安心してくださいね。
解凍するときの注意点は?
甲羅つきのカニは仰向けに!
毛ガニなどの甲羅が付いたものは、甲羅を下にして解凍してください。
カニみそが流れ出るのを防げます。
再冷凍はしないこと!
食べれなかった分は、次のお楽しみへ・・・
凍らせて、またとかして食べる・・・
なんてことは、ダメです!
一度解凍したものをまた冷凍すると、パサパサなカニになってしまいます。
どうしても食べきれないときは、冷凍するのではなく、冷蔵庫に入れて、次の日には食べきるようにしましょう。
以上、カニの正しい解凍方法でした。
間違っても、鍋やお湯に直接入れたり、レンジでチンして解凍してはいけない!ということが、伝わりましたでしょうか?
わりと長く待たないといけませんが、これは、美味しく食べるためには必要な時間なんですねぇ。
けれど、どうしても、早く食べたいときは、次の方法で解凍してみてください。
カニのスピード解凍方法
カニをビニールに入れて、30分ほど水をかけて解凍。
ビニールに入れずに水をかけると、細胞壁が壊されてしまいますので、必ず入れましょう。
もしそれでも解凍が足りない場合は、電子レンジのメニューにある「お刺身解凍」や「肉解凍」などの特殊解凍で解凍してください。
いかがだったでしょうか?
カニなんて、滅多に食べるものじゃないから、いただいてもよくわからず、鍋にぶっこんで解凍する!なんてダイレクトな方法を取っていた人、いませんか?
ぜひ次回からは、正しくカニを解凍して、美味しく楽しくいただいちゃってくださいね♪
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