乾燥した季節、水仕事などをしていると、
いつの間にか、ささくれだらけの
手になりませんか??
そういった原因に、心当たりがなくても
いつの間にか、できていたりもしますよね。
見た目もよくないし、何と言っても痛い!
小さなささくれでも、
指先はなにかとよく使うので
とっても痛いんですよね・・・
そんなささくれ。
いったいどうしてできるのでしょうか??
今回は、ささくれができる原因について
お話ししていきましょう。
ささくれはなぜできるの?
手の爪の根元は、皮膚が簡単に
めくれやすい状態の場所なんです。
そのめくれやすい部分が、
ひっかいたり、傷ついたりすることなく、
自然に皮膚がめくれた状態を、
さかむけと言います。
さかむけの原因として挙げられることは
いくつかあります。
手肌の乾燥
水仕事をしたり、
洗剤を、素手で使うことが多い人は、
手の皮脂が洗い流されてしまい、乾燥しがちです。
乾燥した皮膚の表面は、
ひび割れているような状態です。
そうした皮膚は、簡単にめくれやすく
なってしまうんですね。
もともとめくれやすい、爪周辺が
さらにめくれやすい状況となるので、
ささくれが、できやすくなる
というわけです。
水仕事だけでなく、
パソコンでタイピングをする人や、
紙を扱う仕事の人も、
手の水分が奪われやすいそうです。
すると、手が乾燥し、ささくれができやすくなりますね。
また、ネイルをしている人に多いのですが、
頻繁にリムーバーを使用すると
手の皮脂がうばわれてしまいます。
洗剤や、消毒液をよく使う職業の人も、
皮脂不足になりやすいです。
皮脂不足が、手の乾燥につながり、
ささくれが出来やすくなるんですね。
栄養不足
ささくれは栄養不足でできる、
とも言われています。
「爪周辺の肌あれ」
とイメージしてみて下さい。
爪周辺も、顔も体も同じ皮膚です。
お肌をキレイに保つために必要な栄養は、
ささくれ予防にも必要、というのも
なんとなく理解できるでしょうか??
最近、外食続きで(顔の)肌荒れがひどい・・・
という時は、ささくれもできやすい、
ということですね。
皮膚や粘膜を健康に保つには、
ビタミンAやBが必要になります。
また、皮膚自体を作っているタンパク質、
こういった栄養素が足りないと
ささくれができやすくなってしまうのです。
そしれ、乾燥や栄養不足の他にも・・・
ネイルケアの前に甘皮を切りますよね?
これによって、爪周辺の皮膚の組織が
むき出しになってしまって、
ささくれになりやすい状態に、なってしまうそうです。
ささくれの対処法
対処法としては、重要なのは、
保湿。
ハンドクリームを、こまめにぬるようにしましょう。
爪の保湿用のオイルも、
ぜひ試してみてください。
私も、ささくれが、できやすいのですが、
爪用のオイルを塗ると、
指先のしっとり感が、全然違いますよ!!
ささくれは親不孝??
ところで、小さい頃に
「ささくれができるのは、親不孝をしているからだ!」
・・・なんて、言われたことはありませんか??
私は、子どもの頃、おばあちゃんに
言われたような記憶があります。
「どうせ適当なこと言ってるんじゃないの~」
なんて思って、あまり深く
考たことはありませんでしたが・・・
この迷信のような言い伝えが、
始まった理由は諸説あるようで、
親の言うことを聞かずに、
不摂生をしていると、
(栄養のかたよった食事になったり、
睡眠が足りなくなり)ささくれが、できるよ!
ということが1つにあるようです。
確かに、先ほどささくれの原因に
「栄養不足」を挙げましたよね!
今の時代には、「親不孝」というイメージでは
ないかもしれませんが、
栄養不足からささくれになる、
って昔から言われていたことなんですね~
以上、ささくれについてお話ししました。
指先は、よく使うので乾燥しやすく、
ささくれもできやすいんですね。
夏場でも、エアコンの影響で乾燥しやすくなります。
季節問わず、顔や体だけでなく、
指先まで、しっかり保湿することも
忘れないで下さいね!
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