受験のときの合格祈願や、縁結びのお守り。
子どもができたときにもらった、
安産祈願のお守り。
・・・などなど、願いが叶っても、
捨てることができず、
知らず知らずのうちにたまっていくのが
お守りというものですよね。
お守りには、神様や仏様の魂が
宿っているだけでなく、
くれた人の思いも、詰まっています。
だからこそ、処分はきちんとした形で、
正しく行いたいところ。
でも、どうすればいいの~?
なんて人のために、今回は、
お守りの処分方法について
シェアしたいと思います。
お守りの処分方法とは?
お守りは、神社やお寺に返すのが基本です。
いないとは思いますが・・・
ゴミ箱に捨てる、なんてことは
やめましょうね。
(お守りを「処分する」なんて
言い方をしていますが、
本来は、「返納」や「納める」と言います)
神社やお寺に返すとは言いましたが、
では、具体的にはどうすればいいのでしょうか?
順番に説明していきますね!
どこでいただいたお守りかを確認する
いただいたお守りは、
神社のものか?
お寺のものか?を確認してください。
お守りに、○○大社、○○神宮、○○神社などと
書かれている場合は、神社、
○○寺、○○寺院などはお寺です。
神社のお守りは神社へ、
お寺のお守りはお寺へ、
返すようにしましょう。
ちなみにお寺へ返す場合、
宗派が違うと失礼にあたる場合もあるとか。
事前に調べるようにしましょう。
神社・お寺へ行って返納する
お守りが、どちらのものか確認できたら、
直接、神社やお寺へ行って返しましょう。
お守りやお札を納めるための、
「お焚き上げ」や「古神札納め所」と
書かれた場所があると思いますので、
そこへ納めればOKです。
1年じゅう、設置されている寺社も
ありますが、年末年始だけ、というところもあります。
神様や仏様への感謝の気持ちを込めて、
返すのは、もちろんですが、
横に、賽銭箱があるときは、
お守りと同等の額を入れるのがマナーです。
場所がわからないときは、
神主さんや住職さんに、
お守りを返しに来た旨を伝えると
預かってくれますよ。
ちなみに、基本は、いただいた神社やお寺に
返すのが、1番なのですが、
「神社のお守りは神社、お寺のお守りはお寺」
というのさえ守れば、
どこでも受け取ってもらえるんです。
すぐに行けるような近くの神社やお寺じゃない!
という場合には、これはありがたいですね~
これでお守りの処分はバッチリ!
でも、どうしても、いただいた神社や
お寺へ返したいという方のために、
その方法もお伝えしますね。
お守りをいただいた場所へ返したいとき
遠方で返しに行けないという場合は、
お守りを「郵送」でお返しすることが可能な
場合もあります。
日本の有名な神社、伊勢神宮なんかは
1年中受け取り可能で、
お金を同封する必要もないようですよ^^
ただ、神社やお寺によっては、郵送対応を
していないところもあるようなので、
送る前に確認はしてくださいね。
神社・お寺へ返す以外の方法
余談ですが、今まで紹介した以外の
処分方法をちょこっとだけ。
神社・お寺へ返す以外としては、
家で自分で処分する方法も!
用意するのは、
半紙・粗塩・マッチ(もしくはライター・チャッカマン)。
半紙は、もしなければ白い紙で。
コピー用紙でもOKです。
塩は、食卓塩はダメです。
やり方は、お守りを半紙で包んで、
粗塩をかけて燃やすだけ。
残った灰は、水に流してください。
護っていただいたことへの
感謝の気持ちも忘れずに。
それと、火の扱いには、
くれぐれも注意してくださいね!
いかがだったでしょうか?
家での処分方法も紹介しましたが、
やはり、神社やお寺へ返すほうが、
神様や仏様、くれた人の思いも
無駄にならず、処分できて
いいんじゃないかなーと思いますよ^^
コメント