【2017年】暑中見舞いの時期とは?梅雨との関係があるって本当?

暑い季節のご挨拶として
相手の健康や安否を確認する方法が、
日本の習慣としてあります。

それは「暑中見舞い」。

 

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若い方は、あまり出す習慣はないと思うので、
暑中見舞いを出す時期などを
知らない方も多いと思います。

 
「暑中見舞いというぐらいだから、
暑い時期に・・・8月終わりまでに、
出せばいいかー」

なんてのはダメですよ!

 
8月終わりごろに出したら、
相手のところに届くのは、
9月入っちゃいますから!(笑)

 
では、一体いつならベストなのか?
今からご説明していきますね^^

 

暑中見舞いの時期・出すタイミング

 
「暑中」とは、夏至の次に来る
「小暑(しょうしょ)」
「大暑(たいしょ)」の間の、

一番暑さが厳しい、と言われている時期を指します。

 
「小暑 」と「大暑」とは、
「二十四節気」という、1年を24に分けた
こよみのうちの1つです。

よく聞くのは、立春とか、春分とかですかね。

あれも二十四節気のうちの1つです。

 
このように、二十四節気には、
1つ1つ名前がついており、
日も決まっているわけですが、

「小暑」は、2023年までは、7月7日です。

 
梅雨が明け、気温がだんだんと上がって
暑くなってきて、
夏本番を迎える前の頃。

 

一方、「大暑」は、7月22日の年と23日の年があります。
2017年は7月23日です。
本格的に暑くなる頃です。

 
shochu

 

梅雨明けを迎え夏になって暑くなると、
何かと体を壊しがちです。

暑い日々が続いてるけど、体は大丈夫かな?
毎日元気にやってるかな?

 
そんな風に、相手を想う気持ち
形として表したものが「暑中見舞い」です。

 
そして立秋(2017年は8月7日)を過ぎると、
暦の上では秋となり、
「残暑見舞い」になります。

 
8月上旬には、もう「残暑」なんですね・・・

暦は暑さをわかっていませんね(笑)

 
残暑っていうと何か暑いのもあと少し、
みたいな感じがしますが、
まったくそんなことないのに・・・

 
ということで・・・

point

暑中見舞いは、
残暑見舞いになる前まで。

つまり、小暑(7月7日)~立秋(8月7日)
までの間に届くように
送ると良いでしょう。

ただし、梅雨が明けて、
夏の暑さが本格的になってから、
送りましょう。

 

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送る際の注意

 
梅雨明けというのは、
自分が住んでいる地域ではなく、

「暑中見舞いを送る相手が
住んでいる地域の梅雨明け」
ですので、
気をつけて下さい。

 

梅雨は、沖縄から、順番に明けていきますが、
地域によって、その差はかなりあるので、

参考までにざっくりではありますが、
下記に載せておきます。

 

沖縄地方     6月下旬
九州・四国地方  7月中旬~7月下旬
中国・近畿・関東地方 7月下旬
北陸~東北地方  7月下旬~7月末

※北海道は梅雨がないので載せていません

 

もちろん、年によって、明ける時期は違いますが・・・

 
早いところで6月末近く、遅いところは7月末。

地域によって、1ヶ月も差があるんですねー。

 
shochu (2)

 

なので、もし自分が、比較的梅雨明けが
早いところに住んでいるのであれば、
特に注意が必要です。

 
自分のところは、梅雨が明けて
暑くなっていても、相手がまだ
梅雨中であるという、気候差?が
ある場合がありますから・・・

 
そんなときにもし暑中見舞いが届いてしまったら、

「いや、まだこっちは雨降ってるし・・・
向こうは明けて暑いのかな?」

と、困ってしまいます。

 
それだけならまだしも、
相手が年配の方だったり、
ちょっとうるさい人だと、

「まだ暑くもなってないのに暑中見舞いって・・・
とりあえず出しとけばいいやって感じなの?」

と、不快に思われるかもしれません。

 

最後に

 

前章でもお話した通り、
暑中見舞いと言うのは、
相手を思う気持ちをはがきという形で
伝えるものですから、

相手が住んでいる地域が、
今どんな時期なのかを考えて送るほうが、
気持ちもより一層伝わります。

 
お互いよい気持ちでいられるように、
相手が住んでいる地域の気候、

そして梅雨明けをしっかり確認してから
出すようにしましょう。

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