4月~5月がベストシーズンだと言われる潮干狩り。
毎年GWになると、家族連れなどで
にぎわっていて、その模様はニュースでも
よく流れていますよね^^
そんな潮干狩りで採れた、たくさんの
アサリやハマグリなどの貝。
何だか宝物を見つけたみたいで、
たくさん採れれば、それだけ、子供も
喜びますよね!
そして、
「家に帰ってからおいしく食べよう」
「ご近所さんにおすそ分けしよう」
なんてワクワクしながら、持ち帰ることと思います。
その時・・・
「何か容器に海水を入れて、
その中に入れて持って帰ろう」
「砂だけ落として、そのまま直接
クーラーボックスに入れちゃおう」
そう考える方も多いと思いますが・・・
ちょっと待ってください!
その持ち帰り方、どちらも間違っています!
貝は正しく持って帰らないと、
せっかくの新鮮さが、なくなってしまうんですよ!
そうなると、スーパーで買ったのと
変わらない感じになってしまいます(:_;)
せっかく採ったものですから、
新鮮なまま持って帰って、
おいしく食べるためにも、
今から、潮干狩りで採った貝の
持ち帰り方をご紹介します!
新鮮さを保つ貝の持ち帰り方!
潮干狩り場でやっておくこと
まずは、持って帰る前に、その場で
やっておくことがあるんです。
- 砂を落とし、いらないものを捨てる!
貝についている砂を、
海水で軽く洗って、落としましょう。
カラが壊れているものや、
小石は捨ててくださいね。 - ぬめりを取る!
手に何個か貝を持って、こすり合わせて
ぬめりを落としましょう。
ここでしっかり、丁寧に洗っておくと、
家に帰ってからが楽です(^^)v
ぬめりを取るときは、海水ではなく、
水道水などの真水を使ってください。
真水で洗う方が、貝の表面についている
「腸菌ビフリオ」という食中毒の
原因になる菌を、しっかり落とすことができます。
また、洗うぐらいならいいのですが、
アサリは、真水につけておくと
すぐに死んでしまうので、最後に水は、
しっかり切っておきましょう。 - 海水を持って帰る!
貝を持って帰った後、
家で砂抜きをするのに必要となります。
海水の水道が、用意されている場合が
多いようですが、なければ、直接海から
空のペットボトルへ入れるといいですよ。
砂を落とし、ぬめりも取れたら、
いよいよ持って帰る準備をしていきましょう^^
貝の持ち帰り方
貝を持って帰るのに必要なものは、
- 新聞紙
- 保冷剤
- クーラーボックス
です。
もし、保冷剤がなければ、
凍らせたペットボトルでも構いません。
やり方は・・・
- 新聞紙をしめらせて、洗った貝を包む。
- 保冷剤の上に、貝を包んだ新聞紙を乗せる。
- クーラーボックスの中に入れる。
これでOKです!
こうやって持ち帰ることで、鮮度も保たれます。
直接、貝に保冷剤を当てないように、
必ず新聞紙に、巻いてくださいね。
そして、くれぐれも、海水につけて、
貝を持って帰らないようにしてください。
海水中で繁殖する雑菌もあるし、
何より鮮度が落ちてしまいます。
最後に、持ち帰ったあとの、
砂抜きの方法も、ご紹介しますね。
貝の砂抜きの方法
無事、家まで持ち帰ることができたら、
砂抜きをしましょう。
- バットに貝を並べる。
貝どうしが、重ならないように、
ボールよりもバットのほうが適しています。 - 海水を入れる。
持ち帰った海水を入れると、
砂抜きがスムーズにできます。
持ち帰れなかった場合は、
水500ℓに、塩大さじ1で、
塩水を作ってくださいね。
海水は、貝のカラが少し出るくらいの
ひたひたの量にします。 - 新聞紙でフタをする。
暗くするためにも、
海水が飛び散らないためにも、
フタをしましょう。
これで、3時間~ひと晩、つけておけばOKです。
いかがでしたか?
あとは、料理をするだけですね!
それでは、新鮮な貝を楽しんでくださいね(^^♪
あっ それと、潮干狩りの準備にはこちらもご覧くださいね!
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