七福神の名前とは?どんなご利益があるの?

豆知識

七福神って、とっても縁起のいい感じがしますよね(^^♪

お正月にもらう年賀状に、
七福神のイラストが、使われていることもありますし。

 
でも、七福神って、どんな神様か、
知っていますか?

 
七福神というからには、7人の神様
いるわけですけど、2~3人の名前しか、
挙げられません・・・(;´∀`)

 
というわけで、今回は、七福神について
いろいろと調べてみました!

個性豊かな!?7人の神様、
すごく面白かったので、ぜひ読んでみてくださいね♪

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七福神とは

 
ちょっと、かんたんには出てこない・・・

7人の神様のお名前は、こちら!

 

  1. 恵比寿天(えびすてん)
  2. 大黒天(だいこくてん)
  3. 弁財天(べんざいてん)
  4. 毘沙門天(びしゃもんてん)
  5. 布袋尊(ほていそん)
  6. 福禄寿(ふくろくじゅ)
  7. 寿老人(じゅろうじん)

 

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1人ずつ、見てみましょう!

 

恵比寿天(えびすてん)

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【ご利益】
 商売繁盛 除災招福

 

七福神の中で、ただ1人、日本の神様です。

釣りざおを持って、鯛をかかえた
おめでたい姿をが有名ですね。

 
イザナギノミコトとイザナミノミコトの
子どもと言われ、足が悪く歩けなかったため
船に乗せられ、捨てられてしまったのだとか。

漂着した、摂津の国西宮で、育てられ、
手厚くまつられたのが、信仰の始まりだそうです。

 
もともとは、豊漁や航海の神としてまつられ、
のちに、商売繁盛などの福の神として
信仰されるようになったのですね。

 

大黒天(だいこくてん)

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【ご利益】
 五穀豊穣 子孫愛育

 

打ち出の小槌(こづち)を持ち、
頭巾をかぶった姿が一般的です。

 
すっかり、日本の神様のようですが、
もともとは、サンスクリット語で
マハーカーラと呼ばれるインドの神様なのだそうです。

マハーカーラを漢字にすると摩訶迦羅となり、
マハーは大、カーラは黒を意味することから、
大黒天と呼ばれることに!

 
この神様が、日本に入ってくると、
因幡の白兎の話にも登場し、出雲大社の祭神でもある、

大国主命(おおくにぬしのみこと)と
同一視されるようになるのです。

 
「大国」はダイコクとも読めるからなんですね!

 
もともとのインドの神様は、青黒い体の
破壊や戦闘の神様だそうですが、日本では、
大国主命と習合して、福の神様になっていったんですよ。

 

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弁財天(べんざいてん)

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【ご利益】
 恋愛成就、学問成就

 

七福神の中で、ただ1人の女神様♪

琵琶を弾く姿が有名ですが、
宝剣や宝玉を持つ姿のものもあるそうです。

 
もとは、インドのヒンドゥー教のサラスヴァティー神。

川の神様で、水が流れる音が、
弁舌や音楽と結びついたと言われています。

 
日本三大弁才天といわれる、琵琶湖の竹生島、
鎌倉の江ノ島、広島の厳島など、
水辺にまつられることが多いのは、そのためです。

 

毘沙門天(びしゃもんてん)

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【ご利益】
 開運厄除、大願成就

 

もとは、インドでヴァイシュラヴァナと
呼ばれ、四方を守る四神のうちの、北を守る神様で、

仏教に取り入れられて、四天王の1人となり、
多聞天と呼ばれることもあります。

 
手に、宝棒または三叉戟を持ち、
鎧を着た武将姿が一般的で、もとは、
軍神としてのイメージが強かったそうです。

 
平安京の北に位置する、鞍馬寺にも
まつられていますが、室町時代には
福の神様として、定着していたようです。

 

布袋尊(ほていそん)

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【ご利益】
 夫婦円満、財宝賦与

 

大きな袋を背負った、太鼓腹の僧の姿が一般的。

唐の末期に実在した僧で、いつも袋を
背負っていたことから、布袋という俗称
つけられたと言われています。

 
喜捨されたものを、この袋に入れたということですが、

財を与えてくれる福袋とも、
欲望を乗り越えた、円満な性格を作る
堪忍袋とも言われています。

 
弥勒菩薩の化身とも言われ、おおらかな
風貌が信仰を集めています。

 

福禄寿(ふくろくじゅ)

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【ご利益】
 招徳人望、幸福長寿

 

福禄寿とは、中国道教の3つの願いのこと。

「福」 幸福=子孫繁栄
「禄」 俸禄=財産
「寿」 長寿=健康、長生き

 
南極老人星の化身でもあり、
1,000歳をこえた仙人なのだそうです!

 
長い頭、長いあごひげ、左手に宝珠、
右手に巻物をくくりつけた杖を持ち、
長寿のシンボルである鶴を連れています。

 
ちなみに、南極老人星とは、竜骨座という
星座の中にある明るい星のこと。

 
南半球にある星のため、北半球にある
中国や日本では、なかなか見られないため、

この星を見れば、長寿になるとか、
天下泰平のときにだけ、姿を見せるといった
伝説と信仰のある星なのです。

 

寿老人(じゅろうじん)

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【ご利益】
 長寿延命、富貴招福

 

中国の老子が、天に昇って南極老人星に
なったという、道教の思想に基づく神様です。

 
手には巻物をくくりつけた杖、
せんす、桃などを持ち、鹿を従えた姿が
一般的に知られています。

せんすは難を払うもの、桃や鹿は長寿のシンボルです。

 
福禄寿と寿老人は、同じ神様とされることもあります。

 

 

いかがでしたか?

それぞれの神様にいわれがあって、
おもしろいですよね~

 
そうそう!
七福神は、宝をたくさん積んだ宝船に
乗ってくると言いますけど、

お正月に枕の下に、
「七福神の乗った宝船の絵」を入れると、
いい初夢が見られるんだそうですよ!

あなたも、試してみませんか?

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