缶詰の賞味期限!一年前に切れたものは?災害時の対策にも

賞味期限

以前買った缶詰を、ある日ふと食べようと思って、取り出すと、賞味期限が切れていた・・・

 
しかも、一年前。

 
「もったいないから食べようかな・・・ いやでも危ないかな・・・」

 
なんて迷いに迷った経験、誰にでも1度はあるのではないでしょうか?

 

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缶詰というのは、普段の食事のためや、非常時のためと、使う用途はいろいろありますが、普段ならともかく、もし地震などで被災した時点で、期限が切れていたら、どうしたらいいのでしょう?

  • 過ぎていても、食べて大丈夫なのか?
  • もし大丈夫なら、一体どれぐらいまでならいいのか?
  • それともすぐ捨てたほうがいいのか?

賞味期限切れの缶詰と出くわすたびに、こうやって心配するのって面倒ですよね。

ましてや、災害時ともなると調べること自体できないかもしれないわけです。

 
そこで今回は、賞味期限が結構すぎちゃってる缶詰たちを、どうするべきかをお教えします!

 

缶詰はいつまで食べられる?

賞味期限切れの缶詰を発見して、一番気になるのが、

「これって食べれるの??」

ですよね。

 
まずは、この疑問からいってみましょう!

 
can

 
缶詰というのは密封後、加熱殺菌によって食べ物を腐らせてしまう微生物たちを、殺してくれています。

 
なので、賞味期限が過ぎていても、密封されたままの状態(未開封)で、保管状態がよければ、たとえそれが10年であっても、それ以上であっても、安全面や衛生面では、問題はないとされています。

 
まぁそもそも、賞味期限というのは、「美味しく食べられる期限」のことなので、切れたからといって、すぐ食べられなくなるわけですからね。

 

なので、結論としては、『保管状態さえよければ、期限を過ぎても大丈夫』となります。

 
・・・がしかし、これまでの保存状態を、どうやって見極めればいいのでしょうか??

 
それは、次で詳しくお話していきますね^^

 

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賞味期限切れの缶詰の安全チェック法

缶詰を開けずにできる、方法からいってみましょう。

サビがないかをチェック!

  • 缶がさびていると、缶が腐り、小さい穴があいてしまうことがあります。
  • そうなると、空気や水分、微生物が入ってきている可能性があります。
  • おまけに、さびた金属が溶けて、食品中に溶け出す危険もあります。

なので、サビている缶詰は、安全とは言えないでしょう。

 

膨らんでいないかチェック!

 
サビや穴などを通して、もし微生物が入っちゃうと、増殖することでガスを発生させ、そのせいで缶のフタが膨らみます。

 
缶が膨らんでいるものは、微生物が入ったと思ったほうがいいでしょう。

 

押して凹まないかをチェック!

缶のフタを押すと凹まないか、ということも見てみてください。

 
通常、缶詰は真空状態になっているので、フタは指で押しても固く、凹むことはありません。

 
でも、押してみて凹むということは、中に入った微生物が、ガスを発生させているということです。

 
不運にも凹む缶詰を見つけちゃった時は、食べずにすぐに捨てましょう!

 
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最後はニオイでチェック!

見た目は大丈夫そうだけど、なんか嫌な予感がする・・・ そんな時は、最終手段に出ます。

とりあえず開けてみるんです。

 
わたしの予感が当たったことは、幸か不幸か今までありませんけど・・・

 
で、大丈夫だった缶詰を実際に食べてみて、味をチェックします。

これが、いい抜き打ちテストになりますし、缶詰の入れ替えにもなって、結果いい保存状態を保ててると思います。

 

保管をちゃんとしているから、いつまででも大丈夫!

なんて思わずに、年に1回くらいは賞味期限をチェックして買い換えるなどして、缶詰管理を行うようにしましょうね。

 

缶詰を処分するなら

缶詰の見た目でアウトになったものを処分するなら、開ける前に注意が必要です。

 
一番危険なのが、膨らんでいるもの

未開封のままゴミに出せないので、中身を出さないといけないのですが、缶切りを刺した途端に悪臭とともに汁が飛び散る危険があります!

袋で覆ってから開けるなど、十二分に注意してあけてください。

 
膨らんでいなくても、中身が腐っているものを開けてしまうと想像以上の悪臭に襲われます。

ですので、怪しい奴は屋外で開けるなどの工夫が必要です。

 
また、ほとんどの自治体で未開封のまま缶詰をゴミに出すことはできません。

中身は生ごみとして。
缶は指定の方法でゴミに出しましょう。

 


 

いかがだったでしょうか?

 
10年でも大丈夫とは、何とも驚きですよね。

 
でも、自分が大丈夫だろうと判断し、賞味期限切れの缶詰を食べて、お腹を壊したり、具合が悪くなったとしても、缶詰を製造した会社には関係ないので、責任を取ってもらうことはできません。

 
私はあまり嗅覚に自信がないので、あやしい物はサヨナラします。

 
でも缶詰は、災害時の貴重な保存食です。

賞味期限が切れていても、食べて大丈夫かどうかを見分けることができればもしもの時にきっと助けになるはずです。

 
日頃の缶詰管理も大事ですが、いざという時の判断方法も、身につけておいて損はないと思います!

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