干支の由来とは?それぞれの動物の意味は?

お正月

今年も、あと2ヶ月ほどで終わり・・・

月日が過ぎるのは、あっという間です。

 
年末が近づいてくると、
何となく気になってくるのが「干支」。

「今年は未年だったから、来年は・・・」
なんて会話も増えてくるでしょう。

 

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干支はもともと、時計やカレンダーが
ないころ、時間や月日を、はかるため
ものとして使われてきましたが・・・

 
あなたは、干支に動物が使われている
意味
を知っていますか?

また、どうしてあの順番になったのか
知っていますか?

 
今回は、干支の由来や、それぞれの
動物の意味
などをお話していこうと思います!

 

干支の由来とは?

 
干支は、中国で紀元前1400年ころに
始まったと言われています。

 
上で、少しお話したとおり、干支は
時間や月日をはかるためのものとして活用されていました。

 
なので、動物とは何の関係もなく、
後から当てはめられただけ・・・

 
だからねずみも、普通漢字だと
「鼠」と書くのに「子」だったり、
「牛」なのに「丑」だったりするわけです。

 
ではなぜ、動物を当てはめたのかと言うと、
一般庶民に普及、浸透させるためでした。

 
その漢字の意味のままだと難しいし、
わかりにくいからでしょうね。

 
普及は、干支を作った王充(おういつ)
という人が頑張ってくれたようです(笑)

 
現代では、干支で月日や時間を
表すことはなくなりましたが、
今でも、干支は根付いています。

 
それはきっと、分かりやすい動物に
当てはめてくれたおかげなのかもしれません^^

 

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干支の動物の意味とは?

 
干支の動物は、後から付け加えられた
ものだということは、わかったと思いますが、
それぞれ動物には、意味もちゃんとあります。

 
今から、1つずつ紹介していきますね。

 

arrow 子(ねずみ)

ねずみは、すぐ子どもが増えることから、
子孫繁栄という意味があります。

 
その昔、神様が動物たちに
「元旦になったら、私のところに
挨拶に来るように」とお触れを出しました。

 
歩くのが遅いからと、早めに向かった
牛の背中に、ねずみは飛び乗り、

神様のもとに着いたときに、
背中から飛び降りて、走っていったため、
一番乗りになりました。

 
だから、干支はねずみから始まると言われています。

 
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arrow 丑(うし)

丑は「粘り強さ」「誠実さ」
象徴である、と言われています。

 
丑は牛のことを指し、昔から
人間と深く関わりのある家畜で、
人間にとって、大切な食料ともされています。

 
また、農作業や運搬などの労働力でもある牛は、
社会と密接に関わる干支だと言われています。

 
歩くのが遅いからと、早めに神様のところへ
向かった牛ですが、1番のりは、
ねずみに取られてしまいました。

 
しかし、その努力と粘り強さが評価され、
2番目の干支となりました。

 

arrow 寅(とら)

寅は、決断力と才知の象徴である言われています。

 
毛の美しい模様から、前身は
「天に輝く星」だった、という言い伝えがあります。

 
また、寅年の人は、一般的に
運気が強いを言われており、

この年に女の子が産まれることを、
不吉なことだと考えるならわしがあります。

 
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arrow 卯(う)

卯は「温厚さと従順」の象徴と言われ、
兎の穏やかな様子から、家内安全、

飛び跳ねることから、飛躍、という意味があります。

 
そういったことから、
卯年は、株価が上昇する年、
景気がよくなる年、になると言われています。

 

arrow 辰(たつ)

辰は、正義感と信用の象徴であると言われています。

 
また、竜は瑞祥(おめでたいことが
起こる前兆)と言われ、
古来より中国では、権力の象徴として扱われました。

 

arrow 巳(み)

巳は蛇のことで、探究心と情熱
象徴であると言われており、

 
生命力が強く、脱皮を繰り返すことから
「死と再生のシンボル」とされています。

 
また、稲作の守り神であると信じられています。

 
蛇は執念深い生き物だとされていますが、
恩も忘れず、助けてくれた人には
恩返しをすると言われており、

白蛇を助けた漁師が、蛇の恩返しで
大金持ちになったという話もあります。

 
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arrow 午(うま)

午は、陽気で派手好きであると言われています。

 
そのことから、午年の人は、
流行に敏感で明るい人が多いそうです。

 
人間との関わりが深く、家畜や労働力として
とても人の役に立つ動物という、
牛と少し似ている部分があります。

 
また、戦の時には機動力として働き、
戦いには必要不可欠でした。

 

arrow 未(ひつじ)

未は、家族の安泰と平和の象徴である
と言われており、

群れをなすことから「家族の安泰を示し
平和に暮らす」ことを意味します。

 
未も午と同じように、
人間と深く関わり持つ動物とされています。

 

arrow 申(さる)

申は、利口と好奇心を象徴すると言われ、
山の賢者、山の神様の使いであるとされています。

 
ものすごく仲の悪い人同士のことを
「犬猿の仲」という言い方をしますが、

これは、神様へ挨拶をしに行くときに、
犬と派手に喧嘩をしながら、
神様のところに着いたからだと言われています。

 
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arrow 酉(とり)

酉は、積極的な行動と素早さ
象徴すると言われています。

 
とりは「とりこむ」につながり、
商売などに縁起のいい干支であるとされています。

 
酉は、神様へ挨拶しに向かった
猿と犬の喧嘩の仲裁に入ったことから、
10番目の干支、猿と犬の間に挟まれています。

 

arrow 戌(いぬ)

戌は、安全・保護・防御・忠誠・献身
象徴すると言われています。

 
社会性に優れ、古くから人との関わりがあります。

 
猿と喧嘩をしながら、神様のところまでいき、
酉が仲を取り持ってくれたので、
猿・酉の次の干支になりました。

 

arrow 亥(い)

亥は猪のことで、無病息災と1日の終わり
象徴すると言われています。

 
無病息災なのは、猪の肉が
万病を防ぐと言われているからだそうです。

 
亥は、のんびり歩いて神様のところへ
向かう牛を追い越して、1番に到着しましたが、

猪突猛進すぎて、そのまま通り越してしまいました。

 
急いで戻ったころにはもう、
他の動物たちは、みな着いていたので、
1番最後の干支になったのです。

 

 

いかがだったでしょうか?

 
自分の干支は、どんな意味を持っていましたか?

 
何気なく聞く干支にも、意味があったんですねー。

 
干支をちゃんと順番通り言える人は
多いですが、その由来や意味まで
知ってる人は少ないと思います。

 
ぜひこの記事を読んで、ひとつ賢くなってください♪(笑)

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