日本人の平均寿命が、長いのは、
だれもが知っていると思いますが、
実際、どれくらいだか、あなたは知っていますか?
2014年の日本人の平均寿命は、
なんと!
男性が80.5歳、女性が86.8歳なんだそうです。
60歳の還暦というと、以前は、
仕事も退職して、長く生きてきたお祝い、
という感じでしたけど・・・
70歳の古希(こき)、77歳の喜寿(きじゅ)、
80歳の傘寿(さんじゅ)は、当たり前!?
なのでしょうか?
そんななか、平均寿命を超え、
90歳が目前なのが米寿!
今回は、88歳のお祝い、米寿について、
その意味やお祝いの色などを、いろいろ調べてみました。
米寿とは?
米寿の「米」という字を分解すると、
八(最初の点のちょんちょんってやつです)、
十、八となるため、
「88歳」のお祝いは「米寿」と
いわれるようになりました。
末広がりの八が、2つ重なっている
ということで、大変おめでたい年である
と言われています。
この88歳というのは、
「数え年で88歳を迎える年」にお祝いをします。
まえがきでも少し触れたとおり、
日本では、還暦から順に
古希、喜寿、傘寿・・・
と、年齢の節目節目でお祝いをしますよね。
これを「年祝」と言いますが、
意外と、どれが何歳のお祝いなのか
覚えていない人も多いです。
しかし、日本は米文化の国ですから、
ほかは分からなくても、米という字が
入っている、この米寿だけは知っている
という人は多いようですね^^
ところで、この米寿、実際にはどのように
お祝いするのがいいのでしょう??
米寿のお祝い方法
年祝の色というと、
真っ先に浮かぶのは還暦の「赤」。
お祝いにあげるものとして、
赤いちゃんちゃんこが、ありますよね。
そのように、米寿にも色があります。
それは「黄色」。
もしくは「金色」・「金茶色」です。
(ちなみに古希、喜寿は紫)
なので、米寿のお祝いに贈るものとしては
黄色い(金色)のちゃんちゃんこと一緒に、
そういった色の衣類や、
日用品を贈ることが多いようです。
また、昔は「米のお祝い」といわれていた
ことから、お米を贈るというケースも。
昔は本人ではなく、お祝いの席に
招待されたお客さんたちに
枡の斗掻や火吹竹を贈っていたようです。
あとは色に関係なく、お花をあげたり、
手紙を贈ったり、お祝いのパーティを開いたり・・・
などですね。
ただ、できるのであれば、
本人と相談をして、品物やお祝いの食事を
決めるのがいいと思います。
これまで元気でおられたとはいえ、
それでも、年齢は88歳。
持病を持っている、噛む力が弱っている・・・
などなど、少なからず、
何かあると思いますので、
本人の健康状態などを、配慮する必要があります。
食べるものを贈る場合は、
何か持病を持っているのなら、
それ関係のものや、
噛むのがつらいようなものを、
避けたりするなどして、
上手にお祝いしてあげましょう。
いかがだったでしょうか?
江戸時代では、すでに米寿を迎えた人に
お祝いをしていたという説もあります。
平均寿命が短かった時代の中での88歳ですから、
今で言うと100歳ぐらいの感覚でしょうか。
それぐらい、米寿というのは
とてもおめでたいことなんですね。
だからこそ、お祝いは盛大に!
なんて思いますが、あくまでも大切なのは
本人の気持ちや健康状態。
無理をさせずに、楽しくお祝いしてあげましょうね。
コメント