九州のミヤマキリシマ!阿蘇での見頃は?

観光

いろんなところで、桜の開花が
言われていますが、そろそろ
違う花も見てみたいところですよね。

 
そこでオススメしたいのが、
天然記念物にも指定されている、
阿蘇のミヤマキリシマ。

 
なぜオススメかと言うと・・・

 

スポンサーリンク

 

まぁ、天然記念物だからと言うのは、
もちろんなんですが、

九州には、いろいろミヤマキリシマの
名所があって、阿蘇には、その中でも、
一番最初に見られる場所が、あるからです^^

 
ミヤマキリシマは、日当たりのいい、
山の頂(いただき)に群生していて、

山一面を紫紅色やピンクで染めるため、
その雄大な光景に、思わずため息しかでないことでしょう。

 
けれど、せっかく行っても、
見ることができなければ意味がありません。

しっかり見ごろを調べておくことは、
別にミシマキリシマに限らず、
花を見に行く上では大切なことです。

 
ですので今回は・・・
阿蘇のミヤマキリシマについて、
見ごろ
などを、詳しくご紹介していこうと思います。

 

ミヤマキリシマとは?

 
ミヤマキリシマは、
漢字だと「深山霧島」と書き、
九州の霧島を代表する植物です。

 
長崎県雲仙市、大分県竹田市、
鹿児島県霧島市の「市の花」となっています。

 

ヤマツツジが、長年、火山性ガスに
さらされたため、その環境に対応しようと
できた品種である、と言われています。

 
霧島以外にも、九州で比較的、標高が高い
阿蘇や雲仙、久住などの火山地帯
に分布しており、

よく日の当たる山頂などに、群生しています。

 
miyama

 

1866年、坂本龍馬が、妻のお龍と
新婚旅行で霧島に訪れており、

その時に、ミヤマキリシマを見て、
その美しさをつづった手紙を送っています。

 
ミヤマキリシマの名がついたのは、
今から100年ほど前の1909年。

高知生まれの、牧野富太郎という植物学者が
「この花は深い山に咲くツツジだ」
ということから、

「ミヤマキリシマ」と命名しました。

 

植物は、アルカリ性の土壌でよく育つものと、
酸性の土壌でよく育つものとありますが、

ミヤマキリシマは、酸性の土壌を好み、
樹高は、1メートル以内です。

 

スポンサーリンク

 

阿蘇のミヤマキリシマの見ごろについて

 
阿蘇のミヤマキリシマが見られる
有名なところは、阿蘇の仙酔峡(センスイキョウ)。

 
仙酔峡とは、熊本県阿蘇市にある
阿蘇山の標高約900メートルに位置する峡谷のことです。

 

miyama2

 

昔は、仙酔峡ロープウェイが
動いていましたが、今は、故障のため
長期運休中だそうです。

再開日は未定。

 
約5万本もあるミヤマキリシマが、
とても綺麗で見ごたえがあり、

阿蘇カルデラの北側にある阿蘇谷と、
北外輪山を一望することができます。

 
そのあまりの美しさに、
「仙人をも酔ってしまうほどの渓谷」
言われたことから、

仙酔峡という名が付いたとされています。

 

ミヤマキリシマの開花時期は、
標高や場所によって、それぞれ異なるのですが、

阿蘇のミヤマキリシマについては・・・

 

088904

この仙酔峡で、一番早く見ることができ

開花し始めるのは、5月上旬~5月下旬。

 
一番の見ごろは、5月半ばぐらいです。

 

それから順に、いろんなところで
見られるようになり、
6月上旬にピークを迎えます。

 

付近には駐車場があり、車で行くことが
可能ですので、小さなお子様や
お年寄りの方と一緒に、見に行きたいと言う方でも大丈夫。

行きやすさから見ても、人気のスポットのようです。

 
ただ、このミヤマキリシマが
咲く時期というのは、
平日・休日関係なく、混雑します。

特に、例年4月29日から行われている、
「つつじまつり」の期間中は、すごいんだとか・・・

 
なので、朝早めに到着するように、
行かれることをオススメします。

 

 

いかがだったでしょうか?

春の訪れを告げる桜もいいですが、
ちょっと遅れて見ごろがやってくる
ミヤマキリシマもなかなかいいものですよ。

 
ステキな写真もたくさん撮れると思いますので、
ぜひ、ゴールデンウィークなどに、
出かけられてはいかがでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました