生クリームとホイップクリームの違いとは?

豆知識

ケーキやお菓子、お料理に使う
生クリームやホイップクリーム。

 
何となく好みで使い分けたり、
レシピに書いてるほうを使ったり・・・

という人が多いと思いますが、
この2つの違い、あなたは知っていますか?

 

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「え?違いって・・・
別に言い方が違うだけで、
中身は同じクリームでしょ?

 
いえいえ、実は!

生クリームとホイップクリームは、
同じクリームであっても、
決定的に違う部分が、実はあるんです。

 
では、いったい、何がどう違うのでしょうか?

 
今回は、そんな生クリームと
ホイップクリームの違いについて、

お話していこうと思います!

 

生クリームとホイップクリームの違いって?

 
この2つの違いは、大きく分けて4つあります。

 

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  1. 原料
  2. 賞味期限
  3. 泡立てたあとの違い

 

1つずつ、詳しくお話していきますね。

 

1、原料の違いとは?

 
まず、生クリームとは、牛乳から取った
動物性の脂肪分を原料
とした、
乳脂肪分18%以上のものを言います。

 
ricemilk

 
お値段は、300円前後。

ちょっと高めですね。

 

一方、ホイップクリームとは、
植物性脂肪を主な原料としたものを言います。

 
お値段は150円前後と、クリームより安めです。

 
ようは、動物性か植物性かってことですね。

 
バターとマーガリンの違いと思うと、
わかりやすいかもしれません。

バターは動物性、マーガリンは植物性ですから。

 
「別にどっちでも、クリームで統一すれば
いいじゃん」と思うかもしれませんが、

実は、『乳脂肪が18%以下で、
添加物や植物性油脂を含んでいるものは
「クリーム」として売ってはいけない』

という、厚生労働省の定義があるので、
仕方ないことなんです。。

 

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2、味の違いとは?

 
原料が違うと、味も変わってきます。

 
見た目は同じ白いクリームでも、
気にして食べてみると、わかると思います。

 
まず、生クリームは、牛乳から作られた
乳脂肪分がたっぷり。

 
そのため、濃厚でコクがあり、贅沢感満載。

 
香りや口溶けも豊かで、
まさにクリーム!というような感じの味です。

 

一方、ホイップクリームは、生クリームほど
濃厚さやコクはありませんが、

植物性油を使っているので、
さっぱりとした味わいとなっています。

 
そのため「生クリームは無理だけど、
ホイップなら食べられる」という人もいるようです。

 

3、賞味期限の違いとは?

 
cakes

 
生クリームは天然のものなので、
あまり日持ちせず、10日ほど。

 
でも、ホイップクリームは1ヶ月以上。

 
ホイップクリームの方が長くなっています。

 

泡立てたあとの違いとは?

 
生クリームは、泡立てると、
黄みがかっていて、粘り気があり、
角がピン!と立ちます。

 
一方で、ホイップクリームは、泡立てると、
白くなめらかに、サラッとした感じになり、
気泡がところどころにあって、角が少し寝ます。

 
違いがあるということは、
使い分けも考えないといけないですよね。

 
どのように使い分けたらいいか、次で見ていきましょう!

 

生クリームとホイップクリームの使い分け!

 
生クリームやホイップクリームを使う
お菓子といえば、やっぱりケーキですよね。

 
ケーキの場合は、基本的には
生クリームでもホイップでも、どちらでもOK。

 
ただし、風味や日持ちが違ってきます。

 
日持ちは、そこまで重視せず、濃厚な
クリーム本来の味を楽しみたいなら生クリーム。

 
それなりに日を持たせたい、
さっぱりとしたケーキにしたいなら、
ホイップといったところですね。

 
同じくお菓子であれば、生チョコも、
クリームを使うと思いますが、
こちらは生クリームがいいですね。

 
何より、生チョコの「生」というのは、
生クリームのことですから^^

 
ホイップでも作れないことはないですが、
風味を活かすのであれば、やはり生クリームでしょう。

 
お菓子以外では、クリームパスタにも使いますね。

 
こちらは、濃厚な生クリームを入れると、
味の深みやコクを出すことができるので、
おいしく仕上がりますよ。

 

ただし、カロリー面で言うと、高いのは生クリームです。

 
パスタは炭水化物なのに、それに加えて
カロリー高めの生クリームだと・・・(-_-;)

 
なので、ダイエットを考えているなら、
植物性のホイップを使うというのもありです。

 

 

以上、生クリームとホイップクリームの
違いについて紹介しました!

 
いかがだったでしょうか?

 
同じクリームなのに、原料だったり、
味だったり・・・意外と違う部分があるんですね(笑)

 
ぜひ、お菓子や料理などで使うときは、
用途に合わせて、うまく使い分けてくださいね(^^♪

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