寒くなってくると、まちに待った持久走の季節です!
うそです。
わたしにとったら、できることなら来てほしくなかった、憂鬱な日々の始まりです・・・
学生時代のわたしは、持久走が大の苦手でした。
いつもすぐに息が上がって、しんどくなっちゃうんですよね・・・ 今でもよく覚えています。
だから成績も、あまりよくなかったです(泣)
そんな持久走嫌いなわたしでしたが、中学生の時に、むかし陸上をやっていた先生に、持久走のコツを教えてもらったことがあるんです。
いろいろ教えてもらった中で、楽に走り切るのにいちばん効果があったのが、呼吸の仕方でした。
そこで今回は、持久走を楽に走るための、最適な呼吸法を紹介したいと思います^^
これを参考にして、持久走に挑んでみてください!
それでは早速いきますよー^^
持久走の呼吸法はコレ!
基本的には鼻から吸って、口から吐きますが、ペースによって、呼吸法が大きく3つのパターンに分かれます。鼻から吸うのが難しいひとは、口からでもOKです。
順番にパターンを見てみましょう。
- ゆっくり走るなら!
鼻から3回息を吸って、口で3回吐きます。
「スースースーハーハーハー」 - 少しペースを上げたいなら!
鼻から2回息を吸って、口で2回吐きます。
「スースーハーハー」 - 更にスピードを上げるなら!
鼻から2回息を吸って、口で1回吐きます。
「スッスッハー」
足の動きとあわせてやるのが大切です。
なので、足のリズムが早くなれば、自然と呼吸のリズムもはやくなります。
でも、必ずこのパターン自分を当てはめる必要はありません。
自分にあったリズムをみつけて、しっかり息を吐くことを意識してください。
呼吸というのは、鼻や口から酸素を吸い、気道を通って、肺に届いて初めて成り立つものです。
長く走っていて、苦しいと感じてくるのは、浅い呼吸になり、酸素をうまく肺に取り込めていないからなんですね。
でも、走っていると、どうしてもだんだん呼吸が乱れだします。
そうなると空気を必死に吸おう吸おうとしてしまいますが、吸った空気をしっかり吐き出さないと、新しい空気は吸えないので、結果、肺に酸素がいかない=息が苦しくなるというわけです。
なので、酸素をたくさん取り込むために、大きく(強く)呼吸を、特に吐くことを意識しなければいけないんです。
しっかり息を吐くコツは、おなかを凹ますような感じで、「ハーハー」の時におなかに力を入れることです。
この呼吸法が身につけられると、酸素をしっかり肺に送り込めて、身体がラクにますよ^^
そんなことを言っても、なかなか上手に呼吸できずに、苦しくなってしまうこともあるはずです。
つぎは、そんなときの対処法を紹介します!
それでも苦しくなった時は?
持久走の途中で、苦しくなってしまったとき。どうするべきかというと、
苦しくても呼吸を乱さない、ということが一番大切なんです。
少し走るペースを落として、しっかり呼吸をし、苦しさが過ぎるのを待ちましょう。
大きく鼻から吸って、大きく口から吐く。
吸うことよりも吐くことを意識してくださいね!
苦しくなってきたとしても、この方法で呼吸をできるだけ維持しましょう!
辛くなって普段の呼吸法に戻ってしまうと、だんだんスピードが遅くなってきて、ひどくなると止まってしまいます。
持久走が嫌いという人は、だいたいこういった理由で苦手になっていることが多いので(私もそうでした)、最後まで同じ呼吸法で走りきるようにしましょう。
呼吸が上手にできるようになったら、ペース配分とか、身体の動かし方なんかも工夫すると、もっと楽に走れるようになります。
詳しくは、こちらに書いていますので、読んでみてください。
⇒持久走が速くなる方法!少しのコツで…!
さいごに
以上、持久走を楽に走るための呼吸法、いかがだったでしょうか?
呼吸の仕方を意識して走るだけで、今までよりずいぶんと楽になりますよ♪
わたしもためして、持久走が好き!とはなりませんでしたけど、大っ嫌いではなくなりました^^
しかも、いろいろ工夫していくうちに、ちょっとずつタイムが縮んでくるのが、なにげに楽しかったです。
毎年この時期の、忘れたくても忘れられない、イヤーな気分を、この際なんとかしちゃいましょう!
あなたが、少しでも楽に走ることができますように!
コメント
中学生です、最近2000m走をやっていてタイムが12分以上とかで
メチャメチャしんどいんです…(;´Д`)
自分のペースによって呼吸を変えたことはなかったので、
明日やってみようと思います。
具体的にまとめてくださりありがとうございます!