「来年、私たち厄年だよ」
「えっ、そうだっけ?」
「お祓いしてもらわないとねー」
こんな会話は、毎年どこかで
繰り広げられていると思いますが、
いったい、厄年がどういうもので、
いつに当たるのか、ちゃんと知っていますか?
厄年は、男性にも女性にもやってくるもの。
女性は30代に入ると、ほとんどと言って
いいほど厄年続きだし、
男性は少なめですが、働き盛りの年齢に
厄年が当たるんですよ!
厄年を知らないまま、何もせずに
迎えてしまうということは、
厄除けも何もしていないわけですから、
大変なことが起きてしまうかも・・・?
そうならないためにも、今回は
「厄年とは何か」
「いつが厄年に当たるのか」
を詳しくお話していこうと思います。
厄年について知っておけば、
いくらでも対策が取れますからね!
厄年とは?
厄年とは、
その文字とおり
「災厄に遭いやすい年」のこと。
「本厄」、その前後1年ずつを
「前厄」「後厄」と言います。
日々の生活の中で、身体を壊したり、
病気とまではいかなくても、
何か悪いことが起きたりしやすい年齢
ということですね。
厄年というのは、平安時代から存在し、
陰陽道に起源があるとされていますが、
はっきりとはわかっていないようです。
男性・女性によって、厄年は異なりますが
(後ほど詳しく説明)、
どうして、その年が厄年に当たるのか、
科学的な根拠はないようです。
厄年の年齢は、「数え年の年齢」になります。
数え年は、お母さんのおなかの中に
いる間も年齢に含めます。
そのため、生まれた年は、0歳ではなく
1歳と数えます。
詳しくは、こちらを見てくださいね!
⇒数え年とはなに?かんたんな計算方法は?
ちなみに、厄年を迎えたとき、
自分の身を守るために、お祓いや厄除けを
するわけですが、
地域によっては何と!!
「厄祝い」というお祝いを行うところもあるそうです。
厄年を祝うなんて、何か変な感じですね(^-^;
女性の厄年の年齢
1度目→前厄:18歳 本厄:19歳 後厄:20歳
2度目→前厄:32歳 本厄:33歳 後厄:34歳
3度目→前厄:36歳 本厄:37歳 後厄:38歳
4度目→前厄:60歳 本厄:61歳 後厄:62歳
女性の場合は、人生で4回、厄年がやってきます。
多いですね・・・(;_;)
特に、2度目の33歳は、「大厄」と呼ばれ、
もっともよくないことが起こりやすい年と言われています。
33歳というと、ちょうど結婚したり、
出産を経験する人もいる年齢。
しっかり厄除けしないといけませんね。
ただ、4度目の61歳のときは、
地域や宗教によっては、
男性だけという場合もあるそうです。
男性の厄年の年齢
1度目→前厄:24歳 本厄:25歳 後厄:26歳
2度目→前厄:41歳 本厄:42歳 後厄:43歳
3度目→前厄:60歳 本厄:61歳 後厄:62歳
男性の場合は、人生で3回、厄年がやってきます。
女性よりは少なめですね。
そして男性も大厄があり、42歳がそれに当たります。
科学的根拠がないのに、
なぜこれらの年齢が決まったのかというと、
42歳は「死に」、33歳は「散々」など、
語呂合わせであることが多いようです。
また、昔は男性は13歳頃に元服し、
25歳頃から仕事の中心を担うようになり、
42歳頃に現、役引退し隠居。
女性なら、19歳頃に出産し、
33歳頃に子育てが終わる、
というのが当たり前だったので、
社会的な役割や、生活の環境に変化が
起こる年、つまり、
「役割を担う年」=「役年」が
「厄年」になったとも言われています。
いかがだったでしょうか?
厄年なんて、当たるかどうかはわからないし、
信じるかどうかも、あなた次第ではありますが、
仕事面や、健康面などで、
いろいろ変化がある年が、
厄年と言われているわけですから、
気をつけておくことに越したことはありません。
この記事を参考に、厄年をしっかり知って、
厄除けやお祓いをして、災難から自分を守りましょう!
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