憲法記念日って、いつのことか、知っていますか?
えっと・・・確か・・・
そう!
5月3日です^^
ゴールデンウィークのまっただ中なので、遊んでいるうちに、過ぎちゃいますよね~
そんな、いつの間にか終わってしまっている憲法記念日のことを、今回は、詳しくお話ししたいと思います!
憲法記念日って、どんな日??
その名の通り、憲法を記念する日ですが、祝日法という法律に書かれている趣旨は、こちら!
「日本国憲法の施行を記念し、国の成長を期する」
日本国憲法には、公布された日と、施行された日の2つがあって、憲法記念日というのは、施行された日を記念したものなんですね!
昭和21年(1946年)11月3日が、公布日で、この日に、新しい憲法が発表された、ということです。
そして、翌年5月3日が施行日で、この日に、憲法は、効力が発生したわけです。
ちなみに、5月3日が祝日になったのは、昭和23年(1948年)に施行された、「国民の祝日に関する法律」(祝日法)で定められてから、ですけどね(^^;
ところで、この憲法の公布日については、いろいろと議論があったようですよ!
キリよく、11月1日とすれば、半年後になる施行日が、5月1日になるけれど、5月1日はメーデーなので、新憲法の施行には、ふさわしくない・・・
5月5日なら、節句の日で、覚えやすいけれど、男の子の節句の日なので、男女平等の新憲法にはふさわしくないのでは・・・
そんなわけで、11月3日を公布日、5月3日を施行日と決めたのですって。
昭和22年5月3日には、皇居前広場で、「日本国憲法施行記念式典」が行われたそうです。
こうやって、施行され、記念されている日本国憲法ですが、それがどんなものか、あなたは知っていますか?
日本国憲法についても、簡単にまとめてみましたので、ぜひ見てみてくださいね!
日本国憲法って、どんなもの?
日本国憲法は、前文と、11章103条からなる本文から、成り立っています。
一般的に、この憲法の柱と言われるのが、次の3つの原則ですね^^
- 国民主権
- 基本的人権の尊重
- 平和主義
国民主権とは、国の意思決定の権利は、天皇や議会ではなく、国民にあるということ。
基本的人権の尊重とは、人間が人間らしく生きるために、生まれたときから持っている権利を保障するもの。
そして、平和主義とは、戦争や暴力、軍事力を否定し、争いごとは、平和的に解決するということ。
そのほか、天皇には政治的権力はなく、国の象徴とすることや、国会・内閣・裁判所の三権分立などが、定められています。
最近は、よく、憲法の改正・・・なんて、声を聞きますが、施行されて、ほぼ70年、まだ1度も改正されたことがないんです。
改正するための方法は、他の法律とは違って、総議員の3分の2以上が賛成したあと、国民投票で過半数の賛成が、必要なんですね。
ちなみに、国民投票を行うための法令は、2007年に制定されたそうです。
いかがでしたか?
賛否両論のある日本国憲法ですが、この機会に勉強してみるのも、おもしろいのではないでしょうか(^^♪
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