子どもが健やかに成長したことを感謝し、これからも元気に育ってくれることを祈る七五三のお祝い。
秋になると、着物姿の華やかな子ども達を目にすることも、ふえてきます。
ですが、お祝い事となると気になるのがお祝い金ですよね。
関係性や地域によって、異なるのですが、だいたいの相場は気になるところ・・・
そこで今回は、七五三のお祝いの相場についてお話していきます。
七五三は、身内で祝うもの
七五三というのは、子どもの成長を祝う儀式なんですね。
なので、久しぶりに会う友達の子どもの七五三祝い、というのはあまり意識しなくてもいい、近しい人と身内だけのお祝いという感じのものです。
お祝い金やプレゼントをするのであれば、姪や甥、親戚の子ども、お世話になっているご近所のお子さん、といった、本当に親しい方だけで構いません。
七五三は、こういった親しい方達でお祝いするので、お祝い金やプレゼントはみんなで相談して、金額を合わせるというのもアリですよね。
親族同士で金額をそろえることは、珍しいことではありません。
むしろ、身内の人よりもご近所さんの方がお祝いの金額が多い!なんて事になると、もらった側としても気を遣いますよね・・・。
相場も含め、お祝いする人同士で、まずは相談することも、考えてみましょう。
お祝い金の目安は?
孫へのお祝い
七五三を迎える子どもの、おじいちゃんやおばあちゃんであれば、金額はバラバラなことが多いです。
例えば、一緒にお参りをして、その後の食事をごちそうしてくれたり、七五三の費用自体を負担してくれたり・・・
お金ではない場合も、あるかもしれませんね。
ですがだいたいは、1万円~というのが相場です。
甥っ子、姪っ子へのお祝い
親戚や、甥、姪の七五三であれば、5千円~1万円くらい。
関係性や、自分の年齢、自分が独身か家族があるのかによっても、異なると思います。
もし、20代独身の人が、甥っ子の七五三のお祝いをするのであれば、3千円~5千円程度でも、少なすぎるということはないと思います。
ですが、結婚をしている30代であれば、やはり、5千円~くらいが目安ではないでしょうか。
親戚以外の子どもにお祝い
知人や友達の子どもの場合は3千円~5千円くらいが相場です。
わたしの周りでは?
私の子どもが七五三のときは、おじいちゃん達が近くに住んでいなかったので、一緒にお詣りすることはなく、後日お祝い金をもらいました。
他の親戚(子どもから見た、おじやおばなど)には、七五三だということを伝えていなかったこともあり、お祝い金はもらっていません。
まわりの友人に聞いてみても、
「おじいちゃんおばあちゃんとは、一緒にお詣りに行ったけれど、近所に住んでいない、おじやおばには、わざわざ連絡もしていないし、お祝いももらっていない」
という人が多かったです。
地域によって異なるとも思いますが、やはりお祝い金なども、近くに住む身内だけ・・・という家族が多いのかもしれませんね。
お祝いを渡すタイミングは?
本来は、11月15日が七五三のお詣りの日ですが、予定が合わなかったり混雑していたりして、15日にお詣りできない家族もたくさんあります。
混雑している人気の神社であれば、お詣りが10月や12月になってしまう場合もあるようですよ。
昔の習慣でいうと、11月15日までにお祝いを渡すのがマナーとされていましたが、そういった事情もあるので、家族でお詣りする日までに渡せばよいと思います。
プレゼントにする場合
お祝い金を渡すと、少々かた苦しくなるけれど、何かお祝いしたいな~と言う場合は、プレゼントをするのもいいですね。
金額は、お祝い金の目安の金額と同じくらいの品物がいいと思います。
七五三は、子どもの成長を祝うものですので、絵本や自転車、サッカーボールなどがいいと思います。
もちろん、両親の希望であれば、おもちゃでも構いませんし、お子さんの欲しがっているものでも構わないと思います。
晴れ着を着るときに使う、バッグや履物でも、いいかもしれませんね。
さいごに
七五三のお祝い金の相場についてお話ししました。
昔ながらのお祝い事は、地域によって、お詣りの年齢やお祝い金など大きく異なってきます。
お祝いの気持ち、なのであまり深く考えなくてもよいと思うのですが、失礼があってはお祝いの気持ちも台無しです。
身近な親族に相談してみて、七五三にはぜひ、主役のお子さんの成長をお祝いしてあげてくださいね。
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