転職するとき、家を借りるとき、
カードを作るときになどに、
年収を尋ねられること、ありますよね。
でも年収って、一体どのことを言うんでしょう?
手取りのこと?
ボーナスも含むの?
今回は、年収について、その定義や
計算方法などを、詳しく調べてみました。
年収とは?
会社からお給料が入るとき、
社会保険料や税金などが引かれますよね。
年収とは・・・
社会保険料や税金などが引かれる前の、
総支給額を言います。
例えば、毎月お給料として、
20万円、銀行に振り込まれているとします。
20万円×12ヶ月(1年)=240万円が年収、
と考えがちですが、そういうわけではありません。
この20万というのは、社会保険料や
税金が引かれたあとの金額だからです。
年収の金額には、ボーナスも含まれ、そのほかにも、
- 役職手当
- 通勤手当
- 残業手当
など、会社から支払われる金額、すべてを含めます。
手当が充実しているところは、
年収も、意外に!?大きいと言えるでしょう。
あと、給与にプラス支給される交通費が
月10万円以上である場合も、年収に含まれます。
逆に、年収に含まれないのは、
制服などの貸与、支給される交通費が
月10万円以内の場合、
社内の規定に基づいて支払われる
お見舞金や祝い金などです。
自分の年収を把握するには、
源泉徴収票の『支払い金額』という欄の
金額を見ればわかります。
会社にお勤めの方は、毎年12月~1月に
必ず受け取っていると思いますので、見てみましょう。
ちなみに源泉徴収票では、年収のほかに、
「所得」や「手取り」などもわかります。
手取りとは、総支給額から社会保険料や
税金が差し引かれ、銀行に振り込まれた
金額(実際に自分が手にすることのできるお金の額)のことです。
●総支給額-社会保険料や税金=手取り
先ほど挙げた例で言うならば、
20万円が「手取り」になるわけですが、
毎月、実際に手にする金額ですから、
手取り額がわからない~という人は、いないでしょう^^
年収の計算方法
「源泉徴収票」を見れば、年収は、
一目瞭然なのですが、1年に1度もらうもの、
手元にない場合もあります。
そんなときは、毎月の給料明細書から、
おおよその年収を計算できます。
1か月の総支給額×12+ボーナス支給額=おおよその年収
ただし、あくまでも概算です。
正確な年収は、源泉徴収票を見てくださいね!
以上、年収の定義や計算方法を紹介しました。
給料明細や、源泉徴収票を改めて、
じっくり見てみると・・・
わかってはいたことですが、
何やかんやと取られているものなんですね。
世知辛い世の中です・・・(笑)
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